幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 9月4日 ● オヤジがカッコ良い。

 最近NHKのBS2を見ていたら、あの「パパイヤ鈴木とおやじダンサーズ」が出演していました。最近ちょっとブームになりつつある、あのオヤジたちです。今回角松敏生プロデュースでV6の『WAになっておどろう!』をカバーしたとかで、妙に凝ったプロモーション・ビデオなども紹介されていました。

 その番組のインタビューの中でパパイヤ鈴木が「もっとオヤジはカッコ良い存在であることをアピールしたい」という意味のことを発言していました。昔はもっと子どもは大人になりたいと思っていたのに、最近は大人に憧れなくなってきている、オヤジがダサイと思われていてはいけない、もっとオヤジはカッコ良いんだぜ、ということを示したい、「オヤジ臭い」という言葉がマイナスではなくプラスの意味を持つくらいにまで頑張りたい、というのがパパイヤ鈴木の意見でした。

 これは以前から僕が「今の日本の若者偏重文化はおかしい、もっと大人の良さ楽しさを示すべきだ」と言ってきたことと重なります。「オヤジ臭い」をプラスイメージに、というのも赤瀬川原平の「老人力」に似ていてグッドですよね。どうせみんなオヤジやオバサンになり老人になるのです。だったら自分の行く末が楽しみなように、世の中の意識を変えていった方がずっとハッピーだと思います。

 ところでパパイヤ鈴木、ああ見えても実はまだ33才なんですって。他のメンバーもジュテーム中島44才を除けば、後は31才、32才、36才。そりゃ10代のコギャルから見ればオヤジでしょうけど、一般にはオヤジというよりも青年の終わりですよね。だって少年隊とほとんど年齢変わらないんだもの。それで片や「おやじダンサーズ」で片や「少年隊」ですからねぇ。

 
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