|
僕は他人から「魚嫌い」と思われているようです。一緒にランチに行く会社の同僚も「クリタと行くときは魚はダメ」なんて思っている節があるのですが、実は全然見当違い。以前にも書いたように、本当に美味いものは海にある、と僕は信じているくらいの海産物好きです。
ではどうして「魚嫌い」と思われるほど、ランチでは魚を食べないか？答は簡単、まずいからです。肉は美味しいと言っても限度がありますが、逆に少々まずくても何とか食べられます。ところが、生臭くてまずい魚は口に入れるのもイヤです。寿司のように酢でごまかしてしまえば何とか食べられはしますが、煮魚や焼き魚はとても食べる気がしません。
ところが名古屋で出される魚って、本当にまずいものが多いのです。僕は東京から来た人間の名古屋批判には、的外れなものが多いと常日頃から思っていますが、こと魚に関してだけは認めます。だって東京以外の地方から来た人も、口を揃えて「名古屋の魚はまずい」と言いますからね。
逆に他の地方に行って食べる魚の美味しいこと。小樽でも伊豆でも新潟でも金沢でも紀伊長島でも丹後でも、本当に美味しい魚介類に出逢いました。でも名古屋で魚が「うまい！」と言える店は限られています。僕はそういう店に行けば魚を食べるんです。もっともランチでは行きませんけどね。大抵時間がかかって面倒なんですよ。昼飯時に小一時間も出てくるのを待っていられませんからねぇ。
|
