幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 8月27日 ● Jリーグの明治村。

 クロアチア・ザグレブで思うような結果を出せなかったカズが、京都パープルサンガ加茂監督の強いラブコールに応えるカタチでJリーグに復帰、サンガ入りを決めました。久々にJリーグでプレーするカズですが、ユース代表や五輪代表らの若手が急成長している中で、かつての日本サッカーの帝王がどれほどのプレーを見せられるか、ちょっと興味があります。

 それにしてもパープルサンガは「昔の名前で出ています」といった趣の選手ばかりが揃いました。ラモスこそ先日引退しましたが、カズに武田、黒崎、岩本、森保、松永などなど、旧日本代表組がズラリ。挙げ句に監督が加茂周ですから、まさに数年前の日本代表を甦らせているようです。

 もっとも旧チームでいらなくなった年棒の高いロートル選手をどれだけ揃えようとも、チームに将来があるとは思えません。ゴルフのシニアトーナメントやテニスのチャンピオントーナメント(コナーズやマッケンローらが世界中を興行して回っています)と違うのですから、将来性ある若手を育成していく方が当然チームのためでしょう。

 ただ、優勝するよりもかつての名選手を集めてその熟練のプレーぶりを売り物にするというのなら、それはそれで面白いですけどね。どうせ勝てないなら、そうやってお客さんを呼ぶというのもプロならではのあり方かも知れません。そういう意味ではラモスの引退は痛手でしたね。カズ、武田と3人で黄金時代のヴェルディ川崎を再現するというのも楽しかったのに。藤吉もいることだし、いっそ柱谷とか北澤、ビスマルクも呼んでね。まるで明治村みたいですが、古都京都だからそれもいいかも。

 
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