幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 8月14日 ● 偽物が安物とは限らない。

 「安物飲むか、フジワラノリカ」というカンチューハイのCM。本物の藤原紀香が現れて「そいつは偽物よ!」と叫ぶあれですが、このCMを見るたびに、僕は偽紀香を演じている女の子を注視してしまいます。なにせ本物と違って登場時間が少ないので、ボーっとしているとすぐに見飽きた本物になってしまうのですから集中力が必要です(←こんなことに集中するなよ)。

 いくらフェイクとは言え今や天下の藤原紀香の偽物です。東京じゃ紀香効果でJフォンがドコモを抜こうかというくらい、紀香はノリノリなわけですから、偽物とは言えそれなりに質が高くないといけません。そう思って僕はCMが流れるたびによく観察していたのですが、この偽物、実はあまり紀香に似ていない上に、本物の紀香よりも可愛くてセクシーに思えるのです。

 もともと藤原紀香はドラマでも意地悪性悪女役が多かったように、派手できつい顔立ち。決して一般受けするルックスではありません。今の人気がバブリーで、そろそろピークを過ぎたかという感じがします。それに比べて偽者紀香は、もう少しあっさりとして正統的な美人顔。単純にルックスだけで人気投票したら、本物を上回るかもしれません。

 偽物だからと言って実は安物だとは限りません。手の込んだフェイクはそれもまた一種の芸術です。偽紀香役の女の子がいつか大ブレイクして、このCMがお宝CM化することだってないとは限らないのです。 
とりあえず、読むたびに(1日1回)

を押してください。
日記猿人という人気ランキングに投票されます。
結構更新の励みにしているので、ひとつよろしく。


前日翌日最新