幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 8月7日 ● 頑張れ、東邦高校。

 いよいよ夏の甲子園が始まります。強豪校が予選で負けて、今大会は本命不在の混戦模様と言われていますが、それは春のセンバツ優勝校・沖縄尚学、準優勝校・水戸商に対して、少々失礼な物言いではないかと思います。とは言え、僕もこの両校を優勝候補筆頭に挙げるかと言われれば、唸らざるを得ませんが。まあ高校野球は何が起こるかわからないところが魅力。沖縄尚学の春夏連覇の可能性だって十分だと思います。

 で、我が地元代表の東邦は一応優勝候補の一角に挙げられているようです。センバツでも評価は高かったのですが、残念ながらあっさり敗退しているだけに、今回は雪辱を期待したいところです。

 東邦が高く評価されているのは、伝統の堅い守備や強力な打線よりも、本格派右腕が2人いるからです。ともに140km台の速球を投げる岡本と朝倉という2枚看板は、確かに全国でも屈指でしょう。愛知県予選を見ていても、強打を誇る愛工大名電をもってしても、岡本を全く打ち崩せませんでした。試合数が多く疲れがたまりやすい夏の甲子園では、投手が2人いることの優位さは間違いありません。

 しかし、いくら良い投手が2人いようとも、マウンドに立てるのは常に1人だけ。その1人の調子が悪ければ、一発勝負の甲子園ではそれまでです。しかも初戦の相手はこれまた強豪、地元兵庫代表の滝川二。東邦にとっては全く油断ならない強敵です。

 ただ、この難関をクリアすると、今度は波に乗って一気に深紅の大優勝旗まで手が届きそうな予感はあります。今年の年頭から僕が唱えている「名古屋イヤー」のためには、ドラゴンズの優勝(これはかなり確率が高くなってきました)、グランパスエイトの優勝(ナビスコカップの好調さを見ているとセカンドステージは期待できそう)、そして東邦の優勝が不可欠です。去年の「横浜イヤー」に負けないためにも、東邦には悲願の夏初優勝を目指して頑張って欲しいです。
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