幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 8月4日 ● ラジオ体操は近所迷惑?

 昨日の読書感想文に続いての夏休みネタです。僕たちが子どもの頃は、ラジオ体操というのは、夏休み期間中毎朝(あれ、日曜日だけは休みだったかな?)近所の公園へ行ってやっていました。夏休み前にカードを渡され、参加するたびにそこにハンコを押して貰って、最後になにか賞品が貰えたというシステムだったような気がします。

 余談ですが、このハンコを押すのが通学団の班長さんの仕事で、6年生になって、自分が小さい子どもたちに押す番になった時は、それはそれは誇らしい気持ちでした。

 で、そのラジオ体操ですが、今は昔のように熱心に行われていないそうです。地域によって取り組み方に差があるようですが、うちの地域では夏休みに入った当初一週間だけ。それすらもかなり出席率は悪いそうです。

 確かに昔と違って、夏休みになると海外などの大型旅行に出かける家も多いでしょうし、農家が多かった時代に比べ、都市化が進んで、世の中全体が夜更かし朝寝坊型に生活がシフトしてきていますから、早朝のラジオ体操は子どもだけではなく親にも辛いものがあります。

 挙げ句にラジオ体操会場となる公園などのご近所では「朝っぱらからうるさい」と文句が出る始末。小学生の子どもがいない家では、確かに迷惑この上ないことでしょう。これではとても夏休み中ずっとラジオ体操をするなんてことは難しいと思います。

 とは言え、ラジオ体操があるお陰で、夏休みを朝寝坊せずに1日をスタートさせることができるのは有意義なことには違いありません。また近隣とのコミュニティ作りという点でも、きっかけにはなることでしょう。問題点を解決するようなグッドアイデアはありませんが、体操を現代風にリニューアルするなり、せめてラジオ放送通りの時間にこだわらず、録音でもしておいて、もう少し遅い時間から始めるとか工夫してみたらどうでしょうね?このまま日本の夏の風物詩が消えてしまうのは、ちょっと惜しい気がします。
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