幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 7月22日 ● 横浜は佐々木を潰す気か。

 横浜ベイスターズの大魔神・佐々木主浩が、肘の手術をしたいと球団に申し込んだところ認められず、シーズン終盤まで投げ続けることになったということです。もちろん佐々木は不満たらたらのようですが、そんな肘が痛くてチームに対する忠誠心もガクンと下がってしまった投手に、どれだけ大事な場面を任せられるというのでしょうか?

 今シーズン、佐々木が調子が良くないのは誰しも認めるところでしょう。そんな佐々木を横浜は休ませるどころか、肘の手術を認めないまま相変わらず抑えのエースとして毎試合登板させようというのです。佐々木が「俺を潰す気か」と球団に不審感を持っても仕方ないところです。元々メジャー志向の強い佐々木です。こうなると、ますます佐々木の心はメジャーへ一直線だと思われます。

 逆に横浜にしてみれば、そのうちFA宣言してチームから出ていくであろう佐々木のために、ペナントレースを諦めてまで手術させたくはない、という思いがあるのかも知れません。しかし、だからと言って佐々木ほどの選手を使い潰してしまっていいというものでもないでしょう。佐々木は日本が誇るストッパーです。早めに治療させてもう一度あの豪快なフォークボールが甦らせて欲しいですね。  
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