幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 7月16日 ● 薬指のお役立ち度。

 先日右手薬指を突き指して以来、ずっと添え木を当てて包帯でぐるぐる巻かれています。靱帯を伸ばしているので、絶対に動かさないようにと医者に言われてこの有様なんですが、あまりに大袈裟で。会う人ごとに「どうしたの?」と聞かれて説明しなければならないのが。ちょっと億劫です。

 失って初めてわかる大切さ、というのは人生いろんな場面で真理ですが、今回日頃あまり意識していなかった薬指の活躍ぶりにも気づきました。まず単純にモノを持つ、支えるという時には本当に不自由です。字を書く、歯を磨く、箸やフォークを使うのも、とてもぎごちなくなります。

 入浴やトイレはもちろん、着替えも薬指一本使えないだけでモタモタしてしまいます。クルマの運転もいきなり下手になりました。ついついハンドル操作が遅れてタイミングがずれるんです。

 キーボードを打つにも、単に薬指が使えないだけではなく、全体にリズムが狂うので、極端にタイプが遅くなります。マウスさえ右クリックの時に添え木が邪魔して使いにくくなりストレスがたまります。

 もちろん一番悔しいのはテニスができないことですが、とにかく今は治るのをじっと耐えて待つしかありません。最近は右手が不自由な分、左手を使うのが上手になりました。そう言えば学生時代もボーリングのやり過ぎで右手中指と薬指を故障しましたが(今回レントゲンを撮ったら、その時の骨折の跡があると言われました)、右手が使えない間、ずっと左手でボーリングをしていたら、160くらいまでスコアが上がりました。人間、努力してみるものです。

 テニスも少し練習したらできるようになるかも。でも無理して左手まで故障したら目も当てられませんから、やめておきましょう。もう学生時代とは違いますからね。
 
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