幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 7月10日 ● 年齢差を超える付き合い。

 半年ぶりにテニスサークルの飲み会を開きました。小さな単位では飲みに行ったりすることもありますが、サークル全員に呼びかけて飲み会を開いたのは忘年会以来。出席率もまあまあで、男性7人女性10人という賑やかな宴会となりました。

 今回の出席者の年齢は、上は39才から下は24才まで。平均年齢は31才くらいです。さすがに14年もサークルをやっていると、いくら人の入れ替わりがあるとは言え、やはり徐々に年齢も上がってきています。飲み方も随分大人になりました。昔は酔って暴れたり脱いだり噛みついたり(全部同じ人間ですが)という奴をはじめ、トイレに籠もってしまったり、ケンカを始めたり、行方不明になったりと大騒ぎだったものです。ところが今では若手が学生ノリでうるさく騒いでいると、妙に目立つくらい静かになりました。

 それでも15才からある年の差をあまり気にしないで一緒に遊べるのは、テニスという趣味でつながっている故ですが、それとは別に、普段からテニスをしている連中はやはり気が若いということもありそうです。2次会でカラオケに行っても、30代後半にもなると「最近の若い奴の歌はわからんよ」などとオジサンぶる連中が増えるものですが、うちのサークルではみんな最新ヒット曲をガンガン入れて歌いますから、あまり年齢のギャップを感じません。

 もっともたまにシャレで古い歌を入れると途端に年の差が判然としますけどね。今やヒカルママとして知られる藤圭子の「夢は夜ひらく」をリアルタイムで聞いているかどうか。もちろん歌自体を知らないといものもいます。また、安全地帯の「悲しみにさよなら」が流行っていた時には何をしていたか。

 僕は安全地帯が流行った頃は入社3年目くらい。カラオケスナック(ボックスにあらず)で「碧い瞳のエリス」とか「恋の予感」とかを歌いまくっていましたが、今30才過ぎの連中は当時高校生で、20代後半は中学生、20代半ばは小学生だったということです。あの頃ランドセルを背負っていた連中と、今は一緒に酒を飲んだりテニスしたりしているんだと思うとかなり不思議な気分です。自分は全然変わっていないのに、時代だけはどんどん先へと動いているような気がするんですよね、多分。

 

 
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