幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 7月9日 ● アメリカで「料理の鉄人」。

 新聞によると、あのフジテレビの人気番組(だった?)『料理の鉄人』が『アイアン・シェフ』というそのまんまの名前で、アメリカで放映されることになったそうです。一部を吹き替えて、後は字幕スーパー入りでそのままオンエアするそうですが、フレンチやイタリアンはともかく、日本料理なんて翻訳するのも大変でしょうね。

 最初の鹿賀の大仰な衣装とセリフ回しは、彼らの目にどう映るのか、また審査員と称している女優やタレント学者の採点に果たして納得がいくのか、ちょっと興味が沸きます。もちろん食材だって「まつたけ」とか「はも」なんて、アメリカ人には未知なるものです。全く知らない食材であっても、この番組は成り立つものなのでしょうか。

 それにしてもアメリカ人がグルメ番組を見るような時代になったんですねぇ。アメリカって細かい料理のレシピとか全然気にしない大雑把な国民性というイメージが強いですから、ちょっと驚きです。大味でボリュームさえあればOKというのがアメリカン・ウェイだと思っていたのですが。

 やっぱりこれもアメリカがバブルっているからでしょうかね。日本でもバブル期には同じようにグルメブームが訪れました。とりあえず洋の東西を問わず、人間金が余ると飽食に走るということでしょうか。「衣食足りて礼節を知る」と言いますが、実際には衣食はいつまでたっても「足りた」気がしないものなのかも知れませんね。

 

 
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