幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 6月19日 ● どうせ降るなら。

 いくら「晴れサークル」を自称していても、さすがに梅雨時に毎回晴れるとは限りません。今日のテニスは雨のために中止。午後からのテニスなので午前中は一応様子を見ていたのですが、明るくなってくる気配はあっても雨が上がらない以上は強行するわけにもいきません。

 毎回テニスを雨で中止にした時に思うことですが、どうせ降るなら諦めがつくようにジャンジャン降って欲しいんですよね。できるかどうか微妙なところで、迷った挙げ句にやっぱり諦めたら午後から雨が上がって晴れてきた、ということが時々あります。これくらい悔しいことはありません。昔流行った「マーフィーの法則」風に言えば「テニスを中止すると雨は上がる」って感じなんですよ。

 だからいつも中止にした後は、「もっと降れ、上がるんじゃない、男らしくないぞ」などと訳のわからないことを言って空を見上げていたりします。それでも昼から上がって晴れ間なんか出てきたりしたら、大慌てでもう一度コートを取り直したりしたこともありました。

 もちろん冷静に考えれば、そんなことは少なくて、ほとんどは雨がそのまま降っていることの方が圧倒的に多いんだと思います。ただ、たまにそういうことがあると強く印象に残るんでしょうね。「噂をすれば影」とか、野球で「代わったところにボールが飛ぶ」とか言いますが、多分これと同じです。

 それにしても、どうせダメなら諦めがつくように大雨になれ、と思う人間の心理って面白いですよね。テニスをしなくても、雨が降っているよりは晴れている方がなにかと好都合なのに、雨が降れと思ってしまうのは、食べられなかった葡萄はすっぱい、というのと同じです。なんだか心が狭い気もしますが。

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