幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 6月20日 ● 捨てられない。

 梅雨で折角の休日に家にこもっていると、ごちゃごちゃしている家にうんざりして、よーし、一丁片づけようか、という気になります。人間生きているだけで、とにかくモノが増殖していくものです。あたりを見回せば服や雑誌や本は言うに及ばず、テープやビデオ、CD、ゲーム、子どものオモチャに至るまで、とにかく何から手をつければいいのかさえわからないほど散らかりまくっています。

 何と言っても片づけの基本は要るモノと要らないモノとをわけて、ガンガン捨てることです。ところがこれが簡単なようで難しい。本やマンガがなかなか捨てられないことは誰でも経験があることでしょうし、服だって着ないかなぁ、と思いつつも、ついつい取っておいてしまいがち。子どものオモチャも子どもに意見を聞いたらまずどれも捨てられなくなります。

 挙げ句に最近は昔と違ってモノを捨てるのにもいろいろと面倒なことが多いんですよね。ゴミ問題は今や重要な現代社会のテーマですから、要らないからと言って、その辺にポイポイと捨ててくるわけにはいきません。きちんと分別して決まった日に出すなり取りに来て貰うなりしないといけません。

 特に面倒なのが壊れてしまったり不要になった家具、電機製品や自転車などの粗大ゴミ。いちいちお役所に電話して取りに来て貰い、しかもお金まで払わなければなりません。それが面倒で我が家などもう数年前から壊れているステレオがまだリビングに鎮座しています。

 いろいろ考えているうちにどんどん面倒な気分になってきてしまい、雨も降っているし、それ以上積極的に片づけをしようとは思えなくなって、結局諦めて怠惰な生活に逆戻りしてしまいました。

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