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高校卒業以来20年ぶりに同窓会が開催されました。名古屋の高校なのに、なぜか東京で開催されたのはご愛敬（？）ですが、関東地区に住んでいるのは100名には満たないと思われるので、60名弱が集まったのですから大したものです。もっとも中には僕も含めて名古屋からはるばる参加したメンバーも10名ほどいましたが。
20年ぶりの再会の感想はありきたりのものです。太ったかハゲたか白髪が増えたか。そのどれにも当てはまならい「変わってない」か。まあどれほど外見に変化があっても、話はじめれば昔の面影がよぎっていつの間にやらタイムスリップしてしまうのも、多分どこの同窓会でも同じでしょう。
ただ20世紀末に開催された同窓会らしく、今回はインターネットがフル活用されたところが、ちょっと変わっていました。幹事同士の連絡はメール。同窓会の案内もまずメール。ただしアドレスを持っていない連中には仕方なく（？）郵便と電話で連絡を取りましたが、往復ハガキなどは用いずに、出欠の連絡も全てメールを基本としました。
さらに同窓会で気になる出欠状況は全て同窓会のホームページでオープンにしましたから、刻々増えていく出席者の情報をいつでも好きなときにチェックできます。もちろんホームページには同窓会に関するいろいろな情報も掲載されますし、掲示板でも毎日誰かが（中心は僕だったのですが）書き込みをしていました。
特に掲示板の威力は絶大です。毎日ここで懐かしい高校時代の話題を繰り広げたり、ミニ同窓会の開催告知がされたりすることで、会う前から雰囲気の盛り上げに役立ちました。毎日掲示板で会話している連中と会うのですから、同窓会の本番はさながらオフラインミーティング。すでにネット上でアイドリングは終了していましたから、20年ぶりに会ったにも関わらず、最初から全開状態で盛り上がってしまいました。
わざわざ東京まで行った甲斐があるほど楽しかったのは良いのですが、冒頭に書いたように名古屋の高校の同窓会をなぜか東京で開いてしまったため、結局名古屋に住んでいる僕が名古屋で同窓会を開催することになってしまいました。今度は地元開催ですから本気で集めたら軽く100名は超えてしまうでしょう。ああ、またまた「幹事」です。本業にしようかな、もう。
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