幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 5月28日 ● 扁桃腺を切れば風邪は引かない?

 冬の間はずっと風邪を引いているような僕も、さすがに暖かくなると滅多に風邪を引かないのですが、こんな時期にまた風邪を引いてしまいました。なんでも今は咳が出る風邪が流行りらしく、もちろん流行に敏感な(?)僕も咳をしています。

 しかも微熱があって喉が痛くて鼻が詰まって食欲がないという、これぞ風邪でござい、という症状。もう薬を飲んで寝ているしかありません。

 こうして風邪をよく引くために、周りからはいろいろとアドバイスをいただきます。曰く「ビタミンCを取りなさい」「扁桃腺を切ればいいんだよ」「寝不足だからパソコンで遊んでいないで早く寝ろ」「根性が足りない」etc.

 根性論で風邪が直れば良いのですが、経験的には根性を出すと、その場は何とかなっても、かえって後でひどくなって困ることが多いので、根性無しの方が大事には至らないということだけは言えると思うのですが、それ以外のアドバイスには耳を傾けるべきものがあります。

 特に前から言われている「扁桃腺を切れ」ということ。僕は喉が弱く、風邪を引くときは大抵喉からやられます。扁桃腺を切ってしまった人によると、やはり喉が弱かったのでよく風邪を引いたが扁桃腺を切ってからは、全然風邪を引かなくなったとか。

 全く風邪を引かないで済むのならこれほど楽なことはないのですが、しかし、逆に扁桃腺を切るのは良くない、という話も聞いたことがあります。もともと人間の身体にあるものに無駄なものはないのだから、無理して切除すれば、必ずバランスが崩れてしまうという説です。それはそれで説得力ありですから、僕としては悩んでしまうところですね。

 今度医者をやっている友人にでも、そのあたりを聞いてみようかな、と思っています。それまではせいぜいビタミンCを取りながら、早寝を心がけましょう。もっとも全然風邪を引かなくなると、会社を休む口実が見つからなくて困るということもありますが、大きな声では言えません(笑)。


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