ソニーが発表したロボットペット『AIBO』が一部でかなりの話題を呼んでいます。僕は雑誌でしか見ていないのですが、どっかのテレビでも取り上げられたとか。どうりで朝日新聞のつまらない4コママンガまでがこれをネタにするわけです。
このロボットペットは子犬くらいの大きさの犬型ロボットで、一番の特徴は成長機能があること。叱ったり誉めたりすることで、どんどんモノを覚えていくし感情表現も豊かになるんだそうです。喜んだり悲しんだり怒ったり。動きも複雑で耳を足で掻いたりすることまでできるそうです。いわば「たまごっち」の数百倍パワーアップしたものだと思えばいいんでしょうか。
恐らく好きな人は絶対に欲しいと思うようなギミックに満ちたオモチャですが、値段の方もさすがにそれなりで25万円程度と予想されています。もちろん血統書付きの本物の犬だってそれくらいの値段はしますから、本気でペットとして考えている人には一応検討に値する価格設定なのかも知れません。単なる玩具として考えている人間にはとても手が出る額ではありませんが。
もっとも僕としては、折角ソニーが作るんだから、この『AIBO』にプレステ機能がついているとかVAIOの一シリーズとして使えるということなら、かなり見る目が変わりますけどね。ゲームができるとか、インターネットにつなげるという子犬型のパソコンならば、25万円でも欲しいですもん。
それにしてもこの『AIBO』は21世紀が近いことを感じさせる代物ですね。30年以上前に手塚治虫が描いていた未来の世界の住人のようです。またパソコンとしても使えるようになれば、R2D2やC3POまでも近いかなと思わせるものがあります。一家に一台C3PO。そんな時代がもうすぐ来るんですね。
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