GWなんてどこへ出かけても人の山・クルマの山なので、観光スポットや大きな公園なんかには近づかないようにと、今年は家族で公共交通機関を利用して名古屋の都心に行ってみました。
栄の久屋大通公園では「わんぱく祭」というイベントが毎年開催されています。その名の通り、子どもたちが喜ぶようなファミリー向けな催しもので、無料のミニSLやボールプールなどをメインに、屋台が立ち並び射的もできるし、焼き鳥とビールも楽しめ、バトントワラーが舞台で踊り、ガーデニング講習もあるという、安上がりで家族サービスができてお父さん大喜び(?)というイベントです。
しかし、さすがに不況下における安上がりイベントだけあって、人が普段の都心の数倍にも膨れ上がって群れていまして、握っている子どもの手を放そうものなら、確実に親子離散の憂き目にあいそうです。あまつさえモーニング娘。がプロモートでやってきたりしていたものですから、ますます辺り一帯混乱を極めていました。
それでも子どもたちをなんとか適当に遊ばせてから、デパートに逃げ込んだのですが、これがまた松坂屋も三越もパルコも大混雑。本当に不況なのか?と目を疑いたくなるようなブランド品売場や、まるで豚小屋かと思うような餌場と化したレストラン街。もっとも自分もその混乱の原因の一因であることは自覚しているので、文句を言わずに早々に退散しました。
とは言え、そのまま帰るのも何となく業腹なので、さらに南下して大須へ。ところが「オタクの聖地」大須と言えども、GWはやはり世間の影響を受けるようで、やたらとファミリーが目立ちます。いつもより和やかでビョーキ度の低い大須を徘徊し、思わず雰囲気につられて『カモーンコニーちゃん』なんて子供向け英会話教育ゲームソフトを買ってしまったり。まあ自分のゲームも一緒に買ったからいいんですけどね。
いずれにしても、やはりGWはどこかに出かけると調子が狂うことには変わりがないということだけは認識できました。はあ、疲れた疲れた。
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