幹事クリタのコーカイ日誌1999

 
 4月18日 ● 一時停車ドラゴンズと再発進グランパス。

 すっかりスポーツ日誌になってしまった感もありますが、なにせ非常事態(?)だから仕方ありません。12連勝の日本記録に挑んだドラゴンズは野口を立てて必勝態勢で臨みましたが、残念ながら守備陣のタイムリーエラー連発でジャイアンツに大敗を喫してしまいました。

 連勝記録というのは、記録が伸びれば伸びるほど誰が記録をストップさせてしまうのかと主に投手陣にプレッシャーがかかるものです。ところがドラゴンズに関しては逆に野手にプレッシャーがかかってしまったのでしょうか。ちょうどパーフェクトゲームの時の守備と同じで、しっかり守ってもり立ててやろうと思ったのが裏目に出てしまった感じです。

 しかし考えようによっては、悪いところをちゃんと吐き出して負けたのですから、気持ちの切り替えをするには良い負け方だったかも知れません。また明日から頑張っていこうという気持ちになれることでしょう。ここまで貯金をしたのです。連敗さえしなければ楽に優勝できるのですから、次をしっかり戦ってくれればと思います。

 さて、内紛から監督の交代劇に及んだ元(?)優勝候補のグランパスエイトですが、新監督&新主将のもと3-1でベルマーレを下して再発進しました。もちろん勝ったことがなにより良いのですが、それとともに今季初めてのセットプレーからの得点が生まれたのがこの試合の収穫でした。

 かつてグランパスはセットプレーからの得点が3分の1を占めるほどフリーキックやコーナーキックをお家芸としていました。ストイコビッチと平野という左右の良いキッカーがいることが最大の理由でしたが、昨年あたりからそのセットプレーの威力が薄れてきていました。

 多分田中監督はセットプレーに頼った得点パターンを変えたかったのでしょうが、そのために折角の長所を潰してしまうことはありません。Jリーグでピカイチのストイコビッチの芸術的なキックを生かすにはやはりセットプレーです。

 ファーストステージの優勝争いはまたもやジュビロとアントラーズの2チームがリードしていますが、セカンドステージはグランパスにも大いにチャンスがあります。ドラゴンズとのW優勝となれば秋の名古屋は大騒ぎです。仕事も忙しくなるぞぉ。

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