幹事クリタのコーカイ日誌2026 |
| 10月14日 ● 会社のOB会。 僕がいた会社は明治時代に創業して120年以上の歴史があるだけに、いろいろと古い制度が残っています。そのひとつが会社のOB会組織で、在籍20年以上で60歳を超えた元社員が加入することができます。会費は無料で運営費は会社が負担していて、年に1回懇親会も開催されています。若手の頃からそういう組織があり会合が開かれていることは知っていましたが、全然ピンときてなかったし、会社を辞めてからも会社の人と付き合うなんて「ダサい」(高市早苗風表現)と思っていたので興味もありませんでした。 ただ実際に退職するとなった時に、40年以上も一緒にいた人々との縁を一気に反故にしてしまうのもちょっともったいないという、ワンガリ・マータイ的精神が溢れてきたので、とりあえず入会するだけして、懇親会も一度は参加してみようという気持ちに変わりました。それでイヤだったら今後は敬して遠ざけるという態度で良いのではないかと思い直したのです。大人になるってこういうことです。 そして退職してから7ヵ月半、今日その懇親会があったので参加してきました。場所は名古屋駅前にある一等地のホテルのレストランの個室。70人ほどのOBが集まっていました。時間がちょっと驚いたのですが午後5時30分から7時。高齢者が集まる会合なので早い夕食なのか、その後に二次会に行きやすいようにということなのか、多分両方なのでしょう。実際には6時半くらいから三々五々と帰り始める人たちがいました。さっさと帰りたいのか、立食パーティなので疲れてしまったのか。僕は立食で早々に疲れていましたが、一応この場では若手なので座るのは我慢して立っていました。 自分は新入会員なので一番年下のつもりで参加したのですが、行ってみたら後輩もそこそこいます。60歳から加入できるので、早期退職したり転職したりした後輩が60歳になって来ているのです。それに比べて大先輩はほとんどいません。若手時代にお世話になった先輩に挨拶したくても、もうそういう人たちは90歳前後なので、なかなかこういうパーティには参加しないみたいです。来ているのはせいぜい80代前半の先輩たちまでで、多くは同世代か少し上くらいの前期高齢者であまり気を遣わなくても良い人たちでした。 70人のうち半分以上の人に会釈をして、20人くらいと簡単な会話し、10人くらいと近況などを語り合いました。来る前に想像していたよりも多くの人と話ができたのは収穫でした。と言っても、それでこれから何かが広がるというわけではないのですが、年に一度くらいこういう場でお互いの生存を確認するというのも、高齢者になると必要なことなんだということは実感することができました。年は取ってみないとわからないものです。 |