幹事クリタのコーカイ日誌2026

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10月2日 ● 待ってます。

 運転中にラジオを聴くことが多いので、当然CMも聴くことになります。ラジオCMはテレビCMよりも広告予算をかけていないので、ラジオ局が制作したCMもよく流れます。テレビCMの多くはスポンサー企業が広告代理店に発注して制作をしたものですが、ラジオCMの場合は広告予算が小さいので、広告代理店に発注せずにラジオ局がサービスでそのスポンサーのCMを作ることがあります。ラジオ局は自局の番組で起用しているパーソナリティにCMの原稿を読ませて安上がりに作れますから、番組とCMのトーンが近くなるというメリットもあります。

 今日聴いたCMで「〇〇のお店で待ってます」というナレーションがありました。確か車のディーラーのCMだったと思います。ナレーションをしていたのは、その番組のパーソナリティの女性です。聴いた瞬間に違和感がありました。「待ってます」という言葉にざらっとした肌ざわりがありました。自分で「待ってます」と言ってみても違和感がありました。ここは「お待ちしています」とか「お待ちしております」じゃないのかなと。言葉づかいがフランク過ぎるのではないかと。

 番組の中で「あなたのリクエスト待ってます」と言うのと同じ調子で「お店で待ってます」と言うのは、さすがに車のディーラーのCMとしては砕けすぎている気がしてなりません。高い買い物になる車のディーラーはバカ丁寧とでもいうくらい腰が低くて対応が丁寧です。そんな店がいきなり「待ってます」と友達のような言葉遣いで良いのでしょうか。いくら局制作のCMでも事前にスポンサーチェックくらいしているんじゃないかなと思いますが、気づかずにスルーしてしまったのか、敢えて番組のトーン&マナーに合わせたのか、それともノーチェックだったのか。

 とっくの昔に広告制作の現場を離れていて、それどころか退職して広告自体に無関係になっているのに、未だに言葉遣いの細かいことが気になるのは職業病というやつなのでしょう。死ぬまで治らない気がしています。



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