幹事クリタのコーカイ日誌2026

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7月21日 ● プロとアマの差。

 発表会は自分の発表会であるとともに、レッスンを受けているたくさんの生徒のための発表会でもあります。だから自分の出番が終わったら、ちゃんと他の生徒の演奏も見て拍手を送っています。特に大人ですがまだ歴が浅い人が緊張しながら懸命に演奏している姿はとても微笑ましく、うまくできても失敗しても、それは仕事をしながら、家庭をもちながらも音楽にチャレンジした結果だから、とても素晴らしいと応援しています。

 それとは別に、とても演奏が上手な大人の生徒もいます。多分子どもの頃から音楽を習っていたり、学生時代に音楽系の部活を頑張っていたりした人たちなんだろうと思います。僕のように50歳近くになってから始めたような人間からしたら、とても追いつけないので羨ましい限りです。まだ発表会初心者の頃は、生徒なのにめちゃくちゃ上手だと思う人たちを見て、「なぜこんなに上手いのに習っているんだろう?」と不思議に思ったくらいです。プロとあまり差がないように感じていました。

 しかし最近は発表会慣れしてきてしまったので、上手な生徒とプロとではやはり演奏に大きな差があるなと感じるようになりました。2分や3分程度の短い曲ではわかりにくいのですが、10分近い長い曲を演奏していると、徐々にその差がはっきりしてきます。まず安定感。プロは10分くらい平気ですが、生徒は途中で息切れしてきます。集中力が続かないのか、同じクオリティを維持できないことが多いです。そして表現力。長ければ長いほど、プロはきちんと起伏をつけて盛り上げるところをちゃんと盛り上げますが、生徒は全体に平坦な演奏になりがちです。だから聴いている方にしてみれば、プロの10分は短いですが、生徒の10分は長いと感じます。生徒の演奏の途中で飽きてきてしまうのです。

 もちろんそれ以外にもいろいろと差があるのですが、特にわかりやすく差を感じるのがこの安定感と表現力です。だから短い曲ならあまりわからなくても、長くなればなるほど大きな差としてハッキリしてきてしまいます。どんな世界であれ、それでお金を貰っている人たちは凄いという話でした。



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