幹事クリタのコーカイ日誌2026 |
| 6月30日 ● たらればを言いたくなる敗戦。 サッカー日本代表の北中米ワールドカップは、ブラジル代表に1-2で敗れ、ベスト32という結果で終わりました。目標は優勝としながら前回までの16強にすら届かなかったという結果だけ見れば極めて残念だったということになりますが、内容を見れば見るほど「惜しい」「もったいない」ベスト32とも捉えることは可能です。解説していた本田圭佑が「たらればを言えばキリがない」と前置きしながらも「たられば」の話をしていたのも、それだけ今大会の日本にはポテンシャルを感じたからでしょう。 勝負の世界で「たられば」は言っても仕方ないこととして嫌われる傾向がありますが、それは単なる「負け惜しみ」「言い訳」だと感じられるからでしょう。しかし次の機会に繋げるための仮定の設定であり検証だとしたら、決して無意味なことだとは言えないと思います。4年後にまたワールドカップは開催されるのですから、4年先を見据えて今回の大会の「結果」を検証することは必要な作業です。「たられば」がその検証に値するなら決して無駄ではありません。 今回の大会でいくつかの「たられば」がありますが、くじ運の悪さはなかなか自分たちではどうしようもないとしても、故障者が出た時の想定というのはもっと深めることができるのではないかと思います。三苫、南野、遠藤、久保を欠いた穴を埋められなかったのは、それだけ彼らの存在感が大きかったのだとしても、やはりチーム構成や、選手交代については森保監督の采配に疑問が残ります。選手個々の力ではもはや強豪国に劣っているとは思えませんが、指揮をとる監督の力量は、ブラジルのアンチェロッティ監督に今回はっきり劣っていました。 心配なのはせっかく主力に欠場者が多数出たのに、それをチャンスとして穴を埋めるような活躍を見せる若手の台頭がなかったことです。2030年大会では今の主力は軒並み30代になっています。今大会であまり経験を積めなかった若手が2030年に主力となっているかどうかは、今後4年間の積み重ね次第ですが、森保が今回信頼できなかったから使わなかった若手が成長しないと、4年後も同じメンバーで戦うことになりかねません。それではせっかくここまで強くなった日本サッカーが継承できないので、若手の爆発的な成長こそが、これから4年間の一番の懸念点でもあり、逆に期待するところでもあります。 |