幹事クリタのコーカイ日誌2026

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6月23日 ● 道長になりたい太郎。

 与党が必死になって今国会中に決めたいと言っている皇室典範の改定ですが、女性宮家の創設と旧宮家男子の養子、どちらも拙速に決めることではないと思います。これを強引に推し進めているのが麻生太郎です。麻生はもう85歳で本来ならとっくに引退していて良い年齢なのに、なんでこんなに強権を振るえるのか意味がわかりません。初めて立候補した頃には「下々の皆さん」と選挙演説をし、野中広務を部落出身だと貶めて厳しく叱責され、総理になったものの失言ばかりでロクな業績も残せず選挙で大敗して自民党を下野させた、家柄以外に何の取り柄もない威張り腐った老人を、自民党は引退させることもできないほどに劣化しています。

 麻生太郎の妹が、昨年創設された三笠宮�ェ仁親王妃家の当主である�ェ仁親王妃信子「さま」です。何の議論も行われないままにいきなりこの宮家は作られていました。しかし信子「さま」は結婚して皇室に入った女性皇族です。麻生太郎の妹であるように元は民間人です。なぜ皇統でもない人が独立した宮家の当主になれるのか、議論された形跡が見当たりません。「男系男子」による皇統継承を一番訴えているのが麻生なのに、その妹で元は民間女性だった人が宮家の当主である矛盾。あまりにもダブスタです。

 そして、いま麻生が強引に進めている旧宮家の養子案。旧宮家とは言え、80年前に一般人になった家庭の男子が、もし信子「さま」の養子となって、どこかの誰かと結婚して男子が生まれた場合は、その子が天皇になる可能性があります。その時には麻生家は平安時代の藤原家のように天皇の外戚となって、天皇を操ることも可能になるのです。太郎は道長になろうと画策していると言われても仕方ありません。

 一般人の家庭で育った男性が、元は一般人だった女性の養子になり、民間人の女性と結婚して、その2人の間に生まれた男子が天皇になる、なんて話は国民の誰も納得しないでしょう。血統的にも完全に皇統交代というか、クーデターです。天皇家の断絶に近い話です。愛子内親王がいるにも関わらず、なぜ血統的にほとんど他人の人間が後継者になるのか。だからそうなる可能性は低いと思いますが、でもその可能性を残している以上、皇室典範の改定は「不備がある」と言われて当然なのです。

 江戸時代までは女性も天皇になっていたのに、天皇は「男子」に限ると決めたのは明治政府です。天皇は軍隊を統帥するから男じゃなければダメだと考えたからです。「男系」「女系」をY染色体に絡めて言い出したのは性染色体の仕組みが明らかになってからです。そんな歴史の浅い縛りを昔からの伝統のように言うのは明らかにミスリードです。「女系女性」であっても、直系の子孫が家を継承していくのが現代の自然な感覚です。国民の大多数が望んでいる「愛子天皇」を頑なに認めようとしない麻生太郎の野望を実現させてはならないと思います。



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