幹事クリタのコーカイ日誌2026

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5月21日 ● 国力研究会の出オチ感。

 高市による新たな派閥の創設かと噂された「国力研究会」。自民党内の議員連盟で、党内基盤を持たない高市が「高市派」を結成かと報道されていましたが、自民党の議員はやはりなかなか強かで、そんな簡単には運ばないようです。人数が集まらなかったわけではありません。なんと設立総会に約340人もの議員が集まってしまったのです。記者に「入らないのか?」と質問された村上元総務相は「なんで俺が入らなきゃならないの、あんな大政翼賛会みたいなもの」と切って捨てていましたが、まさに大政翼賛会のように自民党議員のほとんどが入ってしまいました。入らなかったのは石破前首相や森山前幹事長ら一部の「反高市」を明らかにしている議員だけだったようです。

 これだけ聞くと、いよいよ高市は党内に巨大勢力を作って敵なしの独裁体制かと勘違いされそうですが、これは逆です。派閥というのは身内だけで集まって、敵対する相手と戦うためにあるのに、敵も味方も一緒になってしまったら戦闘力はありません。参加した議員が「第二の両院議員総会みたいなもの」と言ったそうですが、支持率が高い現時点では反高市をハッキリとはさせたくないものの、決して高市を支えたいと思っているわけではないという消極的な不支持層にとっては高市派結成を阻む見事な奸計でした。この作戦を思いついた人はかなり頭が良いです。

 そもそも人望がなく面倒見が悪く、すぐに感情的になる高市に心からついていこうとする議員がいるわけがないので、仮にちょうど適度な人数が集まったところですぐにみんな裏切るだろうとは言われていましたが、さすがに最初からこんなグダグダなスタートになるとは、後ろ盾になっている発起人のひとりの麻生も思わなかったのではないでしょうか?とは言え、麻生自身も麻生派を解散したわけではないですし、どこまで高市グループなんて本気で考えているか疑わしいです。国民の生活も日本経済も外交も国難と呼べるくらい危機的状況なのに、自民党がこんなことをして遊んでいるなんて、日本の政治は混迷の一途を辿っています。さっさと誰かイランにいってタンカーがホルムズ海峡を通れるように交渉してきて欲しいものです。



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