幹事クリタのコーカイ日誌2026 |
| 5月4日 ● いまどき「不敬」とか。 政府というか、高市が主催した昭和100年記念式典なるものでの高市の天皇皇后両陛下に対する振る舞いが「不敬」だとネットで批判を浴びています。いまどき「不敬」だなんて時代錯誤の右翼的な言葉だと思いましたが、動画で見ると確かにそう言いたくなります。両陛下を呼んでおきながら花も飲み物もないテーブルに置物のように座らせておくだけで挨拶ひとつさせず、自分は長々と選挙演説のような話をし、さらに自衛隊の楽隊を呼んで、昭和100年と言いながら自分が生まれてからの好きなヒット曲メドレーを演奏させ、両陛下のすぐ横でノリノリで歌い踊っている動画を見ると、これは「不敬」以上で、もはや天皇に対してマウントを取りにいっていると思われても仕方ありません。これこそ天皇の政治利用です。 宮内庁はわざわざ政府から天皇の挨拶はないと伝えられたと発表して、天皇の言葉を式典後に出しています。先の戦争の反省と平和を訴える天皇の言葉を、よほど高市は喋らせたくなかったのでしょう。天皇もそれをわかっているからこそ、敢えて宮内庁から発表させたのだと思います。そもそも高市は愛子天皇阻止に必死に動いていて、旧宮家からの養子縁組で皇族を増やす計画を進めています。これは天皇家にとっては由々しき問題でしょう。すでに安倍政権の時代から天皇家は自民党右派に対して警戒心を抱いていた節はありましたが、高市政権になっていよいよ危機感を増しているのだろうと感じられます。高市信者は天皇を「左翼」だとバカなことを言っていますが、天皇に喧嘩を売る高市は、保守でも右翼でもなくエセ保守であることの証明です。 高市は憲法については時代に合わせて変えていくべきだと言う割には、時代が求めている夫婦別姓も同性婚も女性天皇も断固反対の立場です。時代に合わせて変えるなら、とりあえず現状でも国民が特に困っていない憲法を変えるよりも、これまで不平等だった女性やマイノリティの権利を拡充していくための法制度を変えていくことの方が優先です。明治の家父長制への憧れが強く、時代を強引に逆行しようとしている高市は、とても21世紀の時代に合わせようとしていません。憲法だって国権を強化し、平和主義や基本的人権の抑制や削除の方向に変えようとしているのに、何が時代に合わせてだと笑うしかありません。 僕は絶対に護憲だとは思っていません。時代に合わせて変えることはありでしょう。ただ高市のような無知で危ない考えの人間が憲法を変えるのはとんでもない話です。まず高市がやめることが改憲の最低限の前提条件です。テレビは本当に腰抜けで、高市の「不敬」についても、改憲の危うい中身についてもちゃんと報道していません。その癖、当てにならない支持率調査ばかり毎月のように発表して高市人気を煽っています。文春が報じた高市陣営が作成した想像以上に酷い大量の中傷動画について、なぜ後追い報道しないのでしょうか。これを税金を使ってやっているのなら逮捕すべき事案です。テレビ局が政府広報をやめて真っ当なジャーナリズムに戻れば、怪しげな「人気」だけが頼りの高市政権なんか簡単に潰せそうなのに、テレビが政府の犬になることで生き残りを図るのは、結局テレビの滅びの道だと思います。 |