幹事クリタのコーカイ日誌2026

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4月30日 ● 金城学院大が共学化。

 名古屋の私立女子大・金城学院大が2029年を目途に共学化を目指すという報道に、名古屋市民が驚いています。他地域の人にはわからないでしょうが、「金城」というのは名古屋ではお嬢様学校のハイブランドで、祖母から3代続けて金城卒という人が結構います。中学から大学まで金城育ちなら「純金」、高校からなら「18金」、大学だけ金城なら「金メッキ」と俗に呼ばれたりしていて、勉強の偏差値とは関係ない「育ち」「家柄」の偏差値が高いと認識されている、ちょっと特別な学校です。

 僕は大学時代に親の友人の紹介で金城中学の女の子を4年間家庭教師していました。当初は「内部進学ではなく外の世界を見たいから外部の大学受験のために」ということで家庭教師を引き受けたのですが、1年過ぎた頃にはすっかり金城に染まってしまって「内部進学で良い」となり、内部進学に必要な定期試験の得点アップのためだけに家庭教師をしていました。なので、試験が近くなると試験対策をがっつりやって、終わるといつもご両親公認でボーリングやらテニスやらドライブやらと遊びに連れて行っていました。一人っ子だったのでお兄ちゃん代わりでした。

 彼女からいつも聞いていたので金城生の生々しい話も当時はいろいろ知っていました。お陰で周りの大学生たちは「金城」というブランドに目が眩んで憧れていましたが、僕は「いやいや」と思っていました。むしろ素朴で真面目な名大生の方がダイヤの原石のようなもので実は可愛いんじゃないかと思っていました。その後も特にテニスをしているとテニスの名門だった金城の卒業生と知り合うことが多かったですが、色眼鏡で見ていないのでかえってフランクに接して仲良くなれましたが、付き合うという気持ちにはあまりなれませんでした。

 そんなOGたちとも今はほとんど疎遠になっていますが、きっと共学化には複雑な思いを抱いているだろうと思います。女子大の経営が厳しいのは日本中どこでも同じで、多くの女子大が共学化を進めています。これも少子化という時代の流れの影響ですし、恐らく共学化することのデメリットよりもメリットの方が多いでしょう。そもそも教育を性差で区別することも今の時代にはそぐわないと考えられます。なので金城と言えども共学化するのは仕方ないとは思いますが、時代の変わり目を見た気分です。



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