幹事クリタのコーカイ日誌2026

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4月18日 ● なぜ同じ事件ばかり報道するのか。

 京都の男児遺体遺棄事件。酷い事件だとは思いますが、それにしてもテレビ局の報道は異常な熱量で、見せられているこちらは「なぜこの事件ばかり追いかけるのか」と疑問に感じてしまいます。NHKも民放もトップニュースがずっとこの事件で、しかも被害者本人やその家族についても詳細に報道していますが、被害者のプライバシーや人権を守ろうとする姿勢を微塵も感じません。野次馬根性で根掘り葉掘り余計な情報を垂れ流しています。さすがに中野信子やデーブ・スペクターなどワイドショーでコメンテーターをしている出演者からも違和感を表明されていますが、テレビ局がそれを止める様子も見受けられません。

 しかもいま他に報道すべきことが何もない凪のような時期なら、それもまだ少しは理解もできますが、誰しもわかっているように、今はイランの戦争で石油が入ってこないために備蓄を放出している非常時です。何より報道すべきはホルムズ海峡をタンカーが通れるようになるかどうか、そのために世界は、そして日本政府はどういう努力をしているのか、もしくはしていないのかを報じるべきでしょう。それ以外にもさまざまな政治、経済、社会の問題が山積みの状況です。デモが日本中でこれほど広がっていることには一言も触れないで、ひとつの殺人事件だけを徹底して追いかけているテレビの様子を見ると、陰謀論者ではなくても、何かテレビ局の報道姿勢には裏があるのかと勘繰ってしまいます。

 今のテレビ局の、特に報道の有り様はちょっとおかしいと思います。新聞雑誌ネットとは違う国のメディアなのかと感じるほど、視聴者をバカにしているようなことばかり報じていて、結局「テレビってバカみたい」と自ら思われようとしているのかと思います。気骨のあるジャーナリストはほとんどテレビから姿を消してしまいました。第2の筑紫哲也や久米宏はもうテレビで見ることはないのかも知れません。



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