幹事クリタのコーカイ日誌2026

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3月29日 ● 守備は練習。

 WBC、甲子園、プロ野球と「球春」真っ盛りという感じですが、どうも気になるのが守備の乱れです。WBCの侍ジャパンの時にも書きましたが、打撃、しかもパワーヒッター偏重で守備に目を瞑っているのが結局日本の足を引っ張っていましたし、今日の中京大中京の敗戦、中日が開幕3連敗したのも守備の乱れが原因にあったと思います。中京大中京の野球と言えば、昔から堅い守備と機動力を絡めたスモールベースボールでした。それがエラーから決勝点を奪われて負けるというのは残念です。中日も同じく堅守で投手を盛り立てるチームカラーだったのに、今の中日は守備が危うくてハラハラします。

 昔から打撃はセンスだが守備は努力だと言われます。練習すれば確実に上達するのが守備だったはずです。ところが近年はパワーヒッターばかりが注目されて打撃練習に専念しているのか、守備練習を適当にこなしているようにしか感じられません。大谷の活躍の弊害という気がします。もちろんホームランは野球の魅力ですし、パワーで圧倒されるのは屈辱的かも知れませんが、だからと言って、練習すれば着実に進歩する守備を怠っているのはもったいない話です。

 選手は打撃練習の方が好きかも知れませんが、指導者や評論家、そしてファンも守備をもっと高く評価することが大事だし、素晴らしい守備は派手なホームランにも劣らず「魅せる」こともできるはずです。残念なことに近年日本のプロ野球で守備で金が取れる選手が少なくなってしまいました。ひとつの改革案としてゴールデングラブ賞の選考を変えることを提案したいです。今の記者投票は選手の知名度や印象に左右されますから、もっと客観的な指標を取り入れるべきです。特に打撃成績が良いとゴールデングラブ賞に選ばれやすいのは明らかに間違っています。昨年のセ・リーグはベストナインとゴールデングラブ賞が全く同じメンバーでした。優勝した阪神から7人も選ばれています。打撃成績もチーム成績も関係なくゴールデングラブ賞を選ぶことがそんなに難しいとは思えませんが、そのためには不勉強と情実のかたまりの記者投票をまずやめるべきでしょう。



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