幹事クリタのコーカイ日誌2026 |
| 3月25日 ● 65歳のハローワーク。 初めてハローワークに行ってきました。先月末で退職して無職になったので失業保険を受給するためです。と言っても、64歳以下と65歳以上では受給できる給付金の内容が違います。65歳未満が対象となるのは「基本手当」、満65歳以上が対象となるのは「高年齢求職者給付金」と分類されています。基本手当は、最低90日分以上の手当を毎月受給できるのに対して、高年齢求職者給付金は最大50日分を一括給付です。当然受給できる額も65歳以上はかなり少なくなります。要は64歳以下は「失業して困っているから生活保障のための給付」ですが、65歳以上は「長年雇用保険料を払ってくれたから高齢者になったお祝い金」という意味合いが強いのです。もちろん、そんなことは厚生労働省のサイトを見ても書いてありませんが、実際にはそんな感じです。 ハローワークに行くのは初めてなので、周りのハロワ経験者に聞いたところ「時間がかかる」「面倒くさい」「働く意欲を見せないといけない」などとネガティブな話をたくさん聞かされました。ただ65歳以上で「高年齢求職者給付金」を受給しにいった人がいなくて、実際のところはどうなんだろうと思ってネットでいろいろと調べたのですが、あまり需要がないのか、簡単に手続きを教えてくれるだけで、ノウハウ的なことを教えてはくれません。慎重な性格なので、よくわからない場合は十分に準備をして行くことを常としていますから、今回かなり事前にあれこれ準備をしていきました。 結果としては、ほとんどの準備は過剰というか、ほぼ不必要でした。離職票は紙だけではなくマイナポータルと雇用保険を連携すればネットで離職票を早めに受け取れるそうなので、連携をして離職票をpdfで受け取りました。事前にハローワークインターネットサービスで「求職者マイページ」を作ると求職活動をしたことになると言うので、離職票が届くと同時にマイページを作りました。給付手続きのために顔写真が必要だと記されていたので、先月更新したばかりの運転免許証をコピーして3×2.4センチの写真を2枚用意しました。 pdfで受け取った離職票は印刷して持参となっていたので、「だったらデータで受け取る意味ないじゃん」と思いながら自宅のプリンタで印刷しました。なぜか離職票2がA4に収まりきらないで見切れて印刷されるので、縮小して全部収まるように何回も試して無駄にインクと紙を使ってしまいました。離職票は紙で受け取ることを強くお勧めします。「求職者マイページ」は65歳以上にはほぼ不要でした。総合受付のお姉さんに「作った」と言ったら鼻で笑われました。顔写真はマイナカードを毎回持参すれば必要ないそうです。だったらはっきりそう書いておいて欲しいです。小さく隅っこに注釈として書いてありましたが、小さかったので万一の時のことを考えて持って行ったのに。給付金の受取口座もマイナポータルで公金受取口座が設定してあればそれでOKらしいです。とっくにネットに移行したので使っていない預金通帳も持参したのに。 結論から言えば、65歳以上の人は会社から送られてきた離職票とマイナカードさえ持ってハローワークにふらっと行けば、後は係の人に従って動くだけで何も考えなくても給付金が受け取れるようです。それくらいハローワークの人は親切というか、さっさと事務処理を片付けていきます。事前に面談での受け答えのNGワードまで調べていったのに、そんなやり取りもありませんでした。「求職する意欲」なんてカタチだけのものであったとしても、そのカタチすら示さなくてもベルトコンベア式に流れていきました。そりゃ動画が回らないわけです。僕の事前の準備はほぼ不要でした。でもちゃんと勉強して雇用保険についての知見を得られたので、まあよしとします。あともう1回ハローワークに行って失業状態であることを確認されたら一括で少額の給付金が振り込まれて終わりです。 |