幹事クリタのコーカイ日誌2026

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3月21日 ● 霧島優勝。

 関脇霧島が14日目で優勝を決めました。2差で追っていた琴勝峰と豊昇龍が揃って敗れたため、霧島自身も安青錦に負けたものの優勝が決まるという珍しい優勝決定でした。優勝候補が3人以上いて全員が負けて優勝が決まったのは、年6場所制になった1958年以降で初めての珍事だそうです。負けて優勝決定はあまりスッキリはしないでしょうが、怪我を乗り越えての14場所ぶりの優勝はやはり感無量ではないかと思います。

 そもそも霧島は大関時代の前回の優勝時には次の横綱候補の一番手だと思われていました。実際モンゴル出身の力士は朝青龍から白鵬、日馬富士、鶴竜、照ノ富士、豊昇龍と大関に昇進した6人全員が横綱になっています。大関どまりは霧島だけなので、本人もかなりそのことを気にしていたようです。しかし首の怪我で大関を陥落しながらも幕内上位で戦い続け、ここ最近は大関時代のような力強さが戻ってきていました。

 今場所ここまで12勝。起点は平幕ながら直近3場所ですでに34勝を上げているので、場所後に大関返り咲きの可能性が高くなっています。土俵を見ていても琴桜、安青錦よりも大関らしい堂々とした相撲を取っていて安定感もあります。スピード出世をした大の里や安青錦の不調ぶりを見ていると、霧島のように苦労した力士の方が年齢を重ねてからは強いのではないかと思えてしまいます。

 それにしても豊昇龍の勝負弱さはなんなのでしょう?横綱昇進後7場所になるのにまだ優勝がありません。今場所は大の里が休場し安青錦が不調で大チャンスだったのに、霧島との直接対決で投げ飛ばされて自らチャンスを手放してしまいました。拙速で横綱に上げるとロクなことがないのは北尾(双羽黒)の時からわかっていたはずなのに。とにかく平幕に負けすぎ、金星配給しすぎです。気分が乗っていないと強さが発揮できないみたいなので、親方もしっかり指導して欲しいところです。



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