幹事クリタのコーカイ日誌2023

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12月23日 ● 前でさばく壁ボレー。

 今日の山本麻友美プロレッスン会。ずっと取り組んでいるフォアボレーについては少しずつ改善できているので、少し進んだ段階としてフォアとバックにランダムに飛んできた時の対応を練習しました。まだ完全に体に染み込んでいないので、フォアに来るとわかっている球出しのボールなら、ある程度は教えてもらったようにボレーができるのですが、ランダムに飛んでくると慌ててしまって地金が出てしまい、これまでの悪い癖であるラケットを腕で振ってボレーをしてしまいます。

 ボールがふんわりと緩く飛んできた時なら、ある程度ラケットを振って打つことも必要ですが、男子ダブルスの速いボールをボレーするには、体の前にラケットをセットし壁になって前でさばかないと間に合いません。フォアボレーもバックボレーも斜め前で壁を作るためには、手だけではなく、軸足にしっかり体重を乗せて壁を支えるイメージが必要です。男性は腕力があるので腕の力だけでもある程度はボールを抑え込めますが、今までの僕はそれに頼り過ぎていてラケットワークもフットワークも疎かになっていました。

 フォアとバックにランダムに飛んでくる時の対応で一番大事なのは、基本中の基本のスプリットステップです。ただジャンプすれば良いというものではなく、タイミング良く、しっかりと強く、そしてある程度重心が沈むくらい幅を広くして踏むことが大事です。自分ではできているつもりでいましたが、まだ中途半端だったみたいで、ストロークならともかく時間のないボレーの時には、もっときちんとスプリットステップを踏まないと次のボールへの反応が遅れがちになります。一口に「壁になる」と言っても、技術的に意識することが多くて言うほど簡単ではありません。テニスの道は果てしなく長いです。



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