幹事クリタのコーカイ日誌2023

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12月22日 ● 大盤振る舞いの価値。

 今年はお金を随分と使ってしまいました。と言っても、豪勢な食事をしたり旅行に出かけたわけではありません。エアコンと洗濯機を10数年ぶりに買い替えて合わせて40万円、サックスを「一生モノ」と言われて54万円、そして車のラジエーターの修理に25万円と、合計約120万円も出費しました。1年で預金残高が随分減ったなと感じていますが、インフレもあったとは言え、やはり高額な買い物が痛かったのは間違いありません。

 ところがロサンゼルス・ドジャースときたら、大谷翔平に10年約1015億円、山本由伸に12年約465億円、さらにグラスノーにも5年約195億円で契約し、10日間で3選手に総額1675億円という歴史的な大補強をしました。年俸にして大谷100億円、山本とグラスノーは39億円です。僕の出費120万円と比べることではないのですが、豪快を通り越して常軌を逸したような使いっぷりです。必要なものには金を惜しむなとドジャースに言われたような気分です。

 ドジャースがこれだけ大盤振る舞いできたのは、大谷の年俸のほとんどが無利子で後払いという契約だかららしいです。ドジャースは1000億円を10年間無利子で大谷から借りているようなものですから、その間に金利5%でも50億円の収入。多分アメリカですからもっと良い利回りで運用するでしょう。そりゃあ山本も獲得できるわけです。

 大谷にしても山本が同僚になるのは心強いでしょうし、山本もまた大谷がいることで初めてのメジャーでもかなり安心できるだろうと思います。勝てるチームに移籍したかった大谷としては、エースのカーショーが手術して復帰が早くても夏以降というドジャースのチーム事情に少しでも貢献したいということもあるでしょう。山本がカーショーの代わりにまでなれるかどうかはわかりませんが、ローテーションの一角を担って最低でも10勝以上はあげてほしいところです。

 お金が潤沢にあるからこそ、投資した金額以上の価値が生みだせるお金の使い方ができるのは「金持ちあるある」のひとつです。僕の120万円の出費だって無駄なものは全くないのですが、それ以上の価値が生まれたのかどうかは微妙なところなので、サックスの練習を頑張って良い演奏ができるようにしたいと思います。まあセルマーのサックスは下取りが良いらしいので、演奏が下手なままでも将来値上がりしていることを祈るばかりです。



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