幹事クリタのコーカイ日誌2023 |
12月6日 ● テニスの写真うつり。 テニスを40年以上やっていますが、プレイ中の写真で気に入ったものはほとんどありません。なぜならほぼ全てがカッコ悪いからです。何百枚もありますが満足のいくものは本当に少ないです。これはカメラマンが悪いわけではなく、被写体である自分のフォームがカッコ悪いからなので仕方ないのですが、それにしても写真を撮ってもらうたびに深い溜息しか出ません。なぜフェデラーのように打っているつもりで、こんなにもかけ離れた写真になるんだろうと、悲しさを通り越して笑えてくるほどです。 先月の交流戦でもメンバーがたくさん写真を撮ってくれました。プレイしていない合間の写真はそれほど悪くありません。と言うか、むしろ良く撮れている方だと思います。僕はテニスをしていなければカッコ悪くはないのです。決してカッコ良いとは言いませんが、普通のオジサンとしてそこに存在しています。だから何枚か撮ってもらえば、まあまあ気に入る写真もあります。 実はプレイ中の写真も普通のテニス好きのオジサンとして写ってはいるのですが、それがカッコ悪いと感じるのは、自分が思い描いている理想が高すぎるせいだということもわかっています。日常的なスナップについては諦めているので、そのまま写っていれば文句はありませんが、プレイしている写真はやはりカッコ良くあって欲しいのです。唯一の解決策は美しいフォームで打つことなのですが、それが簡単にできれば苦労はしません。 そんな中、今回唯一少しマシに写っていた写真がありましたので公開します。多分テニスをしない人には全然ピンとこないだろうと思いますが、自分としてはデュースサイドからワイドにスライスサーブを打とうとしているんだなということが、ちゃんとわかる写真になっていて納得の一枚です。トスの位置、手首の角度、体の傾き、開き具合、左手の位置なども良い感じです。欲を言えばボールを当てるところが真ん中過ぎるのでもう少しだけラケットの上、ガット2本分くらいラケットの先端寄りだったら文句なしだったかなと思いますが、欲を言えばキリがないし、自分ではこれくらいが限界なのでこれで良しとします。 ![]() |