幹事クリタのコーカイ日誌2023

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11月27日 ● テニス談義。

 テニスをするのはもちろん好きですが、テニスの話をするのも好きです。これまで一番テニス談義が楽しかったのは会社の先輩のMさんで、本当によくランチに一緒に行ってはテニスの話をしました。多かったのは自分たちがプレーした時に起きたこと、感じたこと、気づいたことなどで、後はプロの選手のプレーを見て思ったことや、コーチなどから教えてもらったことなど、とにかくテニスのプレイの質を高める話ばかりでした。10数年前にMさんが突然亡くなった時の喪失感は未だに僕の中に残っています。

 テニスの話をして盛り上がれる人は他にもいますが、ただテニスが好きというだけではなく、自分と目線が近い人の方がやはり話が合います。テニスのレベル自体が近いことも大事ですし、人生におけるテニスの位置づけも似ている方が良いです。ワイワイと楽しめれば良いというテニス好きは、あまりマニアックなまでにテニスを語ることはしませんし、逆にテニスで勝つことだけが生き甲斐になっていたり、テニス以外の生活がほとんどないようなテニス漬けの人は、興味の幅が狭すぎてこちらがちょっとついていけません。

 できたら観察力と分析力が優れていて、戦略的なテニスを好み、なおかつ言語化することが巧みな人が良いです。感覚的にテニスができてしまう天才肌の人は大抵言語化することが苦手です。コツコツと工夫をしながら自分のテニスを作り上げてきたような努力家で、なおかつ人の意見を聞く柔軟な精神があるタイプが話をしていて一番面白いです。

 テニスのプレイを見ていて、テニスIQの高い賢いテニスを展開するタイプとはテニス談義をしてみたくなります。大抵テニスの話も面白いです。ただ人の裏をかくのが好きな意地悪いテニスをする人よりは、素直で気持ちの良い真っ直ぐなテニスをする人の方が、友達としては一緒にいて気楽ということもあるので、面白いを選ぶか、気楽を選ぶかは難しいところです。どっちともテニス仲間として付き合えば良いのですけどね。



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