幹事クリタのコーカイ日誌2023 |
11月28日 ● 求む令和の小沢一郎。 堀江貴文が「小沢一郎が耄碌した」という発言をしたそうです。ネットで見ただけなので、どういう文脈で言ったのかまでは正確には確認していませんが、日頃はその発言にあまり共感しないことが多いホリエモンですが、これは思わず「そうだよな」と頷いてしまいました。僕も小沢一郎のXを以前からフォローして読んでいるのですが、最近は発言に切れがないなと思っていました。 堀江も僕と同じく小沢一郎の発言をXで読んでいるだけでそう感じているらしいのですが、堀江が言う通り小沢は毎日「自民党の悪口」をせっせと書いているだけなので、単なる市井の偏屈な老人の発言とあまり変わらないのです。あの小沢一郎です。かつて「壊し屋」と言われながら自民党政権を二度までも下野させた日本の政治史上に名を残す政治家が、そんな誰でも書けそうな程度の低い発言をしているだけで良いのかと堀江もストレスを感じているのでしょう。 いま岸田政権は支持率が麻生政権の末期レベル並みになるまで下がっています。政権交代待ったなしの低支持率です。行き当たりばったりに選挙目当ての政策を打ち出すだけで、言動に政治家としての信念を何も感じられません。「軽軍備」で「経済優先」の宏池会とは思えない真逆の「軍備拡大」と「増税」ばかりに血道を上げ、国民の生活は日々苦しくなるばかりです。その上、マイナ保険証にしろ自民党政治家の不祥事にしろ何ら対応もせず、挙句に自分たちの報酬を引き上げることだけはさっさとやる。これで支持率が下がらないわけがありません。 ところが受け皿になるべき野党はひとつにまとまる気配が全くなく、自民党を利するだけです。岸田政権がどれだけ支持率を下げても政権交代はあり得ない状況ですから、こんなひどい政権でも悠々と続いてしまいます。だからこそ小沢一郎が野党をまとめると気勢を上げた時には少しだけ期待をしたのですが、もはや小沢にそんな力はなかったのかとガッカリしただけでした。 いつでも政権を取って代われる野党がいることで、与党はピリッとするし、政治家も真剣に勉強して国民のための政治をするはずなのに、いつまで経っても日本にそんな時代がきません。国民に見合ったレベルの政治しか持ち得ないと言われていますが、それにしても自民党支持者すら見放すほど今の政権は無能過ぎます。令和の「小沢一郎」はいないのでしょうか。 |