幹事クリタのコーカイ日誌2023 |
11月11日 ● オーダーを決める苦労。 女子テニスの国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ」が昨日今日と東京で開催され、日本がコロンビアに3勝2敗で勝利しました。これで日本はファイナル出場を争う予選ラウンド進出を決めました。かつては伊達公子、沢松奈生子、杉山愛らを擁して世界の強豪と渡り合い、女王グラフ率いるドイツを破ったこともあった日本ですが、今やエースの日比野菜緒でも90位とかなり落ち込んでいます。杉山愛監督もオーダーを組むのに悩んだことでしょうが、強みであるダブルスで最後の1勝をもぎ取ることができ胸を撫で下ろしたことと思います。 テニスは個人競技ですが、こうした団体戦も盛んです。インハイやインカレなど学生大会では学校対抗の団体戦が主体ですし、企業が参加している日本リーグも団体戦です。難しいのは野球やサッカーのようにチームスポーツではないので、団体戦と言っても結局は個人の組み合わせですから、オーダーを組む時に誰を出すか、もしくは誰が出てくれるかというところが問題になります。学校の部活なら団体戦に出るのを断る選手は数少ないですが、それ以外では個人の活動が優先されることも多いので、国別対抗戦でも参加を断られることは普通にあります。エースが出るか出ないかでチームの実力は大きく変わってしまいます。 レベルは全く違いますが、我々のようなお楽しみサークルでも団体戦をする時には、まず誰が参加できるのかの確認から始まります。そこまで勝ち負けに拘らないと言っても、なるべく上手な人に出て欲しいのは人情です。参加者がわかったところで、次にダブルスのペアを決めていきます。はっきりとした固定ペアがいる場合はそこは動かせませんが、そうじゃなければ組み慣れているかどうか、気が合うかどうか、プレースタイルが合うかどうかなどをいろいろと考えてペアを組みオーダーを決めていきます。本人の希望はなるべく優先したいですが、全体のバランスもあるので、全てが希望通りというわけにもいきません。 来週土曜日がここのところ年に一度の恒例となっている交流戦の予定です。ようやく参加メンバーも固まったので、いまオーダーに頭を悩ませているところです。苦労して決めてもドタキャンがあるとまた組み直しなので、それだけが怖いです。 |