幹事クリタのコーカイ日誌2023

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11月4日 ● 互角の関西シリーズ。

 日本シリーズという名の関西シリーズが甲子園と京セラドームで繰り広げられています。今日の第6戦を終わって3勝3敗。なんと6戦トータルの得点が23対23と完全にイーブンです。ここまで互角になるとは驚きました。正直、僕の予想ではやはり3年連続で日本シリーズを戦うオリックスの方が慣れている分も含めて実力が上だろうと思っていたので、阪神がここまで良く戦っているという気がします。

 明日の第7戦の先発はオリックスが宮城、阪神が青柳と発表されました。阪神にしてみれば今日の第6戦で山本由伸を打ち崩して優勝を決めたかったところです。開幕戦と同じ山本と村上の投げ合いになったら、良いイメージを持っている阪神有利かと考えたのですが、さすがに投手としての実力も経験も山本が一枚上手でした。これが日本で最後の登板となるかも知れない山本の魂のこもったピッチングに阪神打線は気圧されてしまいました。

 こうなると阪神は第2戦で完璧に抑え込まれた宮城を何とか攻略するしかありませんが、これはかなり厳しい課題です。阪神打線の鍵を握るのは好調な1番近本と8番木浪ですが、二人とも左打者でサウスポーの宮城攻略は難しいでしょう。第2戦もさっぱりでした。かと言って右の森下や大山、ノイジーが宮城を打てるかというと、揃って当たっておらずこれも怪しいところです。

 対して阪神の先発青柳はこのシリーズ一度も登板していません。投げてみないとわかりませんが、万全なら当然これまでに投げているでしょうから、イチかバチかの起用だと思います。本来青柳を攻略するなら左打者ですが、オリックスには森と宗がいますが、どちらも不調で率も上がっていません。好調な頓宮や紅林を抑えたくて青柳なのでしょうが、この賭けが吉と出るか凶と出るか。僕の予想では6対1でオリックスの勝ちです。



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