幹事クリタのコーカイ日誌2023

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10月29日 ● 腰痛フォアボレー。

 腰の痛みがなかなか治りません。元はテニスによる筋肉疲労が原因ですが、毎日長時間PCの前に座っているのが良くないのだろうと思います。30分も座っているともう腰がバキバキになっています。早く鍼灸にいって施術をしてもらわないと、ずっとバキバキのままです。

 しかも幹事という立場上、なかなかテニスも休むわけにもいかず、この週末も土日とも4時間テニスに付き合ってしまいました。もっともさすがにフルにテニスをしたわけではなく、少し体がほぐれるくらいに軽くやったというくらいです。ただベンチにずっと座っているよりは動いている方が腰は軽くなりました。

 今日は恒例の山本麻友美プロレッスン会でしたが、ここのところ集中的に教わっているフォアボレーをまた教わりました。もう理屈は散々言われているので、やるべきことは頭では理解しているのですが、どうもそれが形になりません。できないからプロも同じことを違う言い方で説明して、何とか僕が感覚を掴めるように教えてくれます。さすがにそろそろ頭の理解と体の動きを統一したいです。

 なにができないかというと、ラケットをセットする時に引いてしまう癖が治らずに、どうしても体の前にラケットをセットできないのです。自分ではやっているつもりでも、違うと言われるし、動画を撮ってチェックすると確かに大きく横に引いて振っています。僕の中ではセットイコールラケットを「腕で引く」になっていて、それがラケットを振ってボレーをする結果に繋がっているようです。

 で、今日言われたのはラケットを引くのではなく、グリップを前に出す、ということでした。肘の位置を変えずにグリップだけ前に突き出せばセット完了で腕を使わない。もうひとつの注意点はできるだけ顔の近くに打点をもってくるということ。打点が体から遠いと自然と腕が伸びてラケットを振る動きになってしまうので、グリップを前に出して顔の近くでボレーすれば、ラケットを振る動作をせず、しかも面を開いてスライスで捉えることができます。

 今日はずっとその形でボレーを練習して、ちょっと良くなったと言われました。動画で見てみましたが確かに以前よりはラケットを振らずに前で打つことができています。まだぎごちないのは仕方ないので、繰り返し練習をして体で覚えるまでやるしかありません。

 そしてこのボレーの打ち方は腰痛に優しいことを実感しました。動作が小さく、正面から少しだけ斜めに体を捻りますが、ほぼ肘から先だけの動きが中心なので、腰痛でもそれほど苦にせずできます。サービスとかストロークはどうしても動きが大きくなりますが、ボレーは自分が打ちにいくのではなく、相手のボールの力を利用して返すのでこれで十分です。腰が痛いことでボレーの正しい打ち方が身につくなら怪我の功名と言えそうです。



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