幹事クリタのコーカイ日誌2023

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10月30日 ● 中村勘九郎の一人三役はあるか。

 以前に『どうする家康』の北川景子の市と茶々の二役は個人的にはあまり好きではないということを書きましたが、どうやら世間では好評のようです。とは言え、大河ドラマワースト2の視聴率がほぼ確定しているドラマなので、それも一部の人の話題にしかなっていないのでしょう。そんなドラマのさらに脇役の話なのですが、中村勘九郎演じる茶屋四郎次郎が初代から二代目になり、同じく勘九郎が演じています。こちらも親子を同じ役者が演じる二役です。

 三浦按針ことウィリアム・アダムスが登場するシーンなのですが、なぜかコメディパートという認識なのか、二代目は極太眉で登場。まるで両津勘吉かイモトのようでした。最近このドラマは初期の頃のようなコメディパートが激減して、かなり見やすく、言い換えれば普通の大河ドラマっぽくなっていましたが、忘れた頃にコメディを入れてきます。コメディ担当の小手伸也や山田孝之もドラマ内ではすでに死んでしまっているので、勘九郎がその役を受け継いだようです。さして面白くもなかったので意味不明のコメディパートでした。

 ちなみにネットでも話題になっていたようですが、家康は最後に天ぷらを食べて死んだとされますが、その天ぷらを勧めたのが三代目の茶屋四郎次郎なので、勘九郎は一人三役の可能性もあります。そして、ここまでやるなら二代目服部半蔵の山田孝之もぜひ息子の三代目半蔵として再登場させてみてはいかがかと思います。このドラマの山田孝之はほとんどコメディ担当として軽く扱われていて、彼のファンとしては、とてももったいない使い方だったと思っています。豪華俳優陣を無駄遣いしているドラマですが、とりわけ山田孝之は見せ場が少なかったので残念でしたから。



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