幹事クリタのコーカイ日誌2023 |
10月23日 ● もんたよしのりも逝く。 もんたよしのりが亡くなりました。72歳。「ダンシングオールナイト」は僕が大学生2年生の時に大ヒットした曲でしたが、あの高音のハスキーボイスはめっちゃカッコ良くて、当時多くの若者が真似をしようと声を潰すことを考えたのではないでしょうか。1980年代に入ったばかりで、新しい時代が来たことを感じさせる曲でした。我々「新人類」世代は80年代カルチャーの中でこれまで生きてきましたから、当時の音楽シーンの主役たちには格別な思い入れがあります。 先日亡くなった谷村新司も1980年に「昴」をヒットさせています。74歳。同じ年のヒット曲としては海援隊の「贈る言葉」、山下達郎「RIDE ON TIME」、シャネルズ「ランナウェイ」、クリスタルキング「大都会」、長渕剛「順子」、オフコース「さよなら」、さだまさし「防人の詩」、五輪真弓「恋人よ」、松山千春「恋」、久保田早紀「異邦人」など、本当に思い出深い曲が多いです。そして上記のアーティストの大半が60代後半から70代になっています。 武田鉄矢74歳、山下達郎70歳、鈴木雅之67歳、長渕剛67歳、小田和正76歳、さだまさし71歳、五輪真弓72歳、松山千春67歳、久保田早紀65歳、クリスタルキングの吉崎、田中のツインボーカルも70代です。さらに吉田拓郎77歳、井上陽水75歳、財津和夫75歳、南こうせつ74歳、イルカ72歳、中島みゆき71歳、甲斐よしひろ70歳、松任谷由実69歳、桑田佳祐67歳、世良公則67歳。谷村やもんたがこうして世を去ってしまうと、元気だと思っている彼らもいついなくなってしまうかわからないと思ってしまいます。 そう言えば、大瀧詠一はもういませんでした。山本コータローも加藤和彦も桑名正博も河島英五も村下孝蔵も随分前にこの世を去り、高橋幸宏と坂本龍一も揃って今年いなくなってしまいました。我々の世代が学生時代に夢中になったアーティストたちの訃報が続き、さらにこれからもどんどん増えていくんだろうと思うと切なくなりますが、彼らの残した音楽は僕は死ぬまでずっと聴き続けるだろうと思います。 |