幹事クリタのコーカイ日誌2023

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10月12日 ● 痛いところが増えていく症候群。

 若い頃に一緒にテニスをしているオジサンたちが「痛いところがない若者はいいなぁ」と口々に言っていて、痛いならテニス休んでやらなければ良いのにと思いながら聞いていました。しかし40歳くらいになると体のあちらこちらが不調になりました。大抵はテニスのやり過ぎが原因で、腰が痛かったり膝が痛かったり肘が痛かったりしているのですが、これが年を取ったということかとオジサンたちの言っていることがわかったつもりでいました。

 しかし50代も半ばになると、その痛いところが治らずに慢性化してずっと調子が悪く、しかも治らないのに別の個所が痛くなるので、痛いところがどんどん増えていくという現象に気づきました。ああ、これがかつてオジサンたちが言っていた本当の意味かと納得しました。単に痛いだけではなく、それが治らずにずっとあちらこちらが痛いままなのです。痛いところがない、なんてことはもう「ない」のです。

 そんな状態では痛いからと言ってテニスを休んではいられません。痛いところが何か所もあることを前提にしてテニスをしないと、一生テニスができなくなってしまうからです。かくして50代以降はみんな体のあちらこちらにサポーターをしながらコートに立っています。もしかしたらスポーツは健康に良いというのは間違っているのではないかと、ようやくここにいたって気付くわけです。

 僕はいま右肘と腰にサポーターをしてテニスしていますが、痛いところはそれだけではありません。アキレス腱も膝も痛いです。さらに最近は左手親指と右手首も痛いです。親指は突き指のような状態がもう1カ月くらい続いていて、なかなか治りません。親指を使うと痛いので生活に不便です。右手首は少し前に軽く捻っていたのですが、昨日テニスをした時に左足を滑らせて右手と右膝を少し強く打ちました。右膝に擦過傷ができ、右手首の痛みが強くなりました。

 痛いところは現時点でトータル6か所にのぼります。週末のテニスまでに治る可能性はゼロに近いので、あっちもこっちも痛いなと思いながらテニスをする予定です。それだけ何か所も痛いのだから、浅いボールを追いかけなかったり、深いロブを諦めたりすることについて、ペアには寛容な心で許してもらいたいと思っています。これ以上無理してさらに痛いところを増やしたくないので。



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