幹事クリタのコーカイ日誌2023

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7月6日 ● おかしな話を3題。

 今月1日の道交法改正で電動キックボードのルールが緩和され、安全性に懸念が示されている中、早速大阪で飲酒運転してトラックと衝突したおバカがいました。電動キックボードは免許不要でヘルメット着用も努力義務という自転車並みの扱いですが、自転車だって飲酒運転はもちろんダメです。

 そもそも自転車や原付バイクよりも明らかに車輪が小さく安定感のない危なっかしい乗り物なのに、それを自由に車道でも歩道でも乗り回せるようにするなんて、事故を誘発したいとしか思えません。歩道を歩いていてぶつけられるのも嫌ですが、何より車を運転している最中に車道をフラフラ走られて目の前で転んだりしたところを轢いたらと思うと想像するだに恐ろしいです。世界的に電動キックボードは規制強化しているそうなのに、なぜ日本だけ緩和するのか?裏でどんな利害が絡んでいるのかわかりませんが、おかしな話だと思います。

 6月末に雑誌FLASHが全衆院議員464人に「マイナカードを持っているか」というアンケートを実施したところ、岸田首相、河野デジタル相、松本総務相らマイナカードを推進する中心的な立場の政治家たちが無回答だったという話。当然これだけ推進を進めているのだから持っていたら「持っている」と回答するでしょう。無回答ということは持っていないんだろうと推測されて当然です。よくもまあそれで強引に保険証の廃止を譲らずに主張し続けるものです。

 マイナカードを持っていない人には保険に加入している資格証明書を発行するなどと政府は言い始めましたが、それなら保険証を現行のまま継続すれば良いだけのことで、無駄な手間と税金をかける必要もありません。なぜ今の保険証を強引かつ拙速に廃止しなければならないのか、合理的な説明のひとつもなく「廃止ありき」というのは何ともおかしな話だと思います。

 旧統一教会の韓鶴子総裁が先月28日に日本の幹部らを前に「岸田をここに呼びつけ教育を受けさせなさい」「日本は滅ぶしかない」などと批判したという音声が明らかにされています。そういうカルト団体であることはすでに繰り返し報道されているので知っていましたが、どうやら旧統一教会は日本からの送金が滞っていて金欠になっているということで、そのために日本の幹部たちに献金を募るように発破をかけたということらしいです。

 それにしてもこういう酷い発言を未だに繰り返しているのに、政府自民党がノーコメントで動かないというのも何だかなと思います。自民党にとって旧統一教会は票というよりも無料で選挙を手伝ってくれるマンパワーがありがたいらしいのですが、これだけ叩かれても相変わらず手が切れないという状況を見ていると、やはり相当に関係が密接なんだということがわかります。こんな反日カルトと深く繋がっている自民党を右翼が批判しないのもかなり矛盾しています。何も解決していないのに、もう終わったことのように扱っているのも本当におかしな話です。



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