幹事クリタのコーカイ日誌2023

[ 前日翌日最新今月 ]

6月14日 ● どうするジャニーズ紅白。

 ジャニーズの性加害問題は終息する気配がありません。政府が性加害についての合同会議を開き支援強化について検討を始めたり、ファン有志が加害の検証や事実認定などを求めて募った署名を事務所に送ったりと、いろいろな動きが各方面で行われていて、さらには事務所の改名についても取沙汰されています。なにせ長年にわたって「言わない約束」でダンマリを決め込んできたテレビ局が、さすがに報道で取り上げざるを得ないところまできているわけで、このまま何もしないでいたらどんどんジャニーズ事務所の立場は悪くなるばかりでしょう。

 そんな状況の中、あと約半年後になったNHKの紅白歌合戦がどうジャニーズのタレントを扱うのかも注目されています。長年SMAPとTOKIOの2枠だったのが、2009年以降はどんどん枠を広げて、近年のジャニーズ枠は7枠くらい確保されています。しかも司会もずっとジャニーズ。中居正広だったり嵐だったりで、見ているこちらが白けるくらいに次々とジャニーズのタレントが出てくるのはさすがに辟易します。どうせこの後にカウントダウンがあるんだから、そっちで集まれば良いのに、まるで紅白がカウントダウンの前座番組のようになっています。

 しかしさすがに今年の紅白はそんなことをしたら大批判を浴びそうです。ジャニーズ枠は昔のように2枠くらいにとどめ、大河ドラマの主役を務めている松本潤は審査員席にでも置いて、司会は大泉洋に代わる大物俳優を誰か起用すれば良いのではないかと思います。個人的には大河に出ている山田孝之が味があって好きですが、どうでしょうか?NHKにも気に入られている俳優ですし。朝ドラに出ている浜辺美波とのコンビで司会すればフレッシュで良いかも。もしくは朝ドラの神木隆之介と大河の有村架純のコンビでも良いでしょう。

 ちなみに今年の大河は松本潤と岡田准一のジャニーズ大河ですが、この2人の絡みがちょっと危ない演出が多いので、来年以降はもう大河ドラマでもジャニーズの起用は少なくなるのではないかと思います。僕はいにしえのフォーリーブスの時代からジャニーズは嫌いではないのですが、事務所のゴリ押し感やテレビ局の忖度感が強い起用はうんざりするので、これを契機に改善されるのを望みます。



gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」