幹事クリタのコーカイ日誌2023

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6月11日 ● 動画で痛感した悪癖。

 今日はサークル恒例の山本麻友美プロのレッスン会でした。僕は最初スマッシュを教わろうかと思っていたのですが、プロの方から「フォアボレーをやりましょう」と提案されてしまいました。それほどフォアボレーが気になるというのです。最初にフォアボレーの手直しをプロに言われたのは2021年9月のことで、それから2年近くもフォアボレーを教わっていますが、未だに根本的な解決には至っていないとは情けない限りです。もう毎回言われていることは同じなので、耳タコになるくらい繰り返し聞いていて、それでもできていないということが問題です。

 これまで再三再四指摘されている「ラケットを前にセットして後ろに引かない」ということを改めて今日も言われたのですが、自分ではそうしているつもりでやっているので、もうどうしたら良いのか迷走気味です。体の向きだったり、手首のコックだったりと工夫を重ねてきましたが、どれもヒットしません。で、今日も改めて「打点が後ろ過ぎる」「体の横になっている」と言われましたが、いまひとつピンときませんでした。

 プロから思い切ってもっと前にラケットを出してボレーをしてみろ、と言われて、仕方なく自分の中では極端に感じるくらい前に突き出してボレーをしたら「そう、それくらい」と言われてびっくりです。こんなに前にラケットを出してボレーしたらコントロールできないよと思ったのですが、そこから少しでも打点が後ろになると違うと言われるので、とにかく前にラケットを突き出してボレーをしてみました。

 この様子をスマホで動画撮影してもらって見たのですが、驚いたことに自分ではかなり極端に前にラケットを出しているつもりでも、動画の中ではそれほど前に出ていませんでした。これまでに比べて少し前で打っているだけです。プロが実際に打っているフォームと比べると、まだ打点はそれより少し後ろに感じます。そして少しでも気を抜くと、これまで通りに体の横で打っています。これは確かに気になるかぁと動画を見て実感しました。

 自分の感覚と実際の映像のズレが怖いくらいありました。改めて動画で見なかったらわからないままでしたし、どうしたら良いのか暗中模索のままでした。簡単に動画を撮影できて、すぐに再生もシェアもできることに感謝しないではいられません。スマホが登場するまでは、テニスの動画撮影はビデオカメラを持参してきていましたが、大袈裟になるし準備も必要だしで、そこそこ気合が入ってないと無理でした。我々はスマホの凄さと有難さをこうして実感できますが、若い世代には当たり前過ぎて「ジジイが何を言ってるんだ」と思われてしまうことでしょう。



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