幹事クリタのコーカイ日誌2023

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6月9日 ● 次はボーカルの発表会。

 5月にサックス、6月にピアノの発表会が続きました。どちらも自分としてはちゃんと練習したつもりだったのに、結果はとても満足とはいきませんでした。つくづく発表会というのは難しいものだと思います。年に1回か2回しかないので、どうしても気合が入り過ぎてしまうということもあるのでしょう。いかにリラックスして演奏するかがポイントなのに、いつまで経っても慣れなくて困ったものです。

 さて3ヵ月連続発表会のトリを飾るのはボーカルです。来月半ばの本番に向けて練習しているわけですが、サックスやピアノのように指が動かなくなるというような不安はありません。あるとしたら歌詞を忘れてしまうことくらいですが、これまでは何とか忘れずに歌うことはできました。そういう点ではボーカルは気楽なのですが、逆に不安なのはどうとでも歌えてしまうことです。

 本来の楽譜通りではなくリズムを変えたり音程を変えたりもできてしまいますが、それが狙ってやっているのか単に間違えているだけなのかは歌っている当人でもよくわかっていないことがあります。それでも何となく形になってしまうところがボーカルの怖さです。恐らくプロが聞けば素人が勝手に変な風に歌っていると聴こえるのだろうと思います。

 いまレッスンでは先生にそのあたりをきちんとチェックされています。これまではリズムやピッチで細かいことを言われずに、大きな感情の表現だったりを指摘されてきたのに、今回は正確に歌うことも指導されていて、それだけ難易度が上がりました。もちろん、単に正確に歌うだけではダメなわけで、カラオケで高得点を出すためにレッスンを受けているわけではないですから、いかに正確でありながら自然に歌って、それで雰囲気を出して良い表現ができるかということを言われています。めっちゃハードルが高いです。

 考えてみればボーカルのレッスンを受け始めてもう1年4カ月が経ちました。いつまでも大きな声で元気よく歌っていれば良いというものではないでしょう。歌うことは楽しいしストレス発散にもなるのですが、正確に歌うとなると結構気を遣って大変なので、何をするにしろやはり上達するには努力が必要だなと改めて実感しています。



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