幹事クリタのコーカイ日誌2023

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5月21日 ● リハーサルは大事。

 来月上旬に控えているピアノの発表会。今日はそのリハーサルがありました。会場は本番と違って教室ですが、本番と同じ時間帯にほぼ参加者全員が集まって、本番の順番通りに演奏を披露しました。実は昨年はサックスの発表会とこのピアノのリハーサルが重なってしまったので、泣く泣くリハーサルは欠席したのですが、そのせいもあって本番でそこそこ失敗したので、今回はできる準備は万全にと思ってリハーサルに臨みました。

 結果どうなったかというと、やはり演奏はいろいろと失敗しました。まあそれはある程度想定の範囲内。むしろ成功してしまうと課題が見つからないので、リハーサルのうちにミスしそうなところ、起きそうな問題を炙り出しておきたかったのでちょうど良い結果となりました。

 リハーサルで起きた失敗は何といっても緊張からやたらとテンポが速くなってしまったこと。発表会ではよくあることです。ただテンポが速いのは弾き始めてすぐに感じましたが、そこでブレーキをかけるのではなく、このテンポに遅れないように速く弾かなければと思ってしまったのが一番の課題発見でした。そのせいでどんどん突っ込んでいってしまい、さらにテンポが速くなって弾いていてしんどくなる始末。本来5分を超える曲ですが20秒近くも速く弾き終わっていました。一気に駆け抜けて酸欠状態でゴールしたので、エンディングでやったことがないような行き倒れをしたのも良い経験となりました。

 逆に良いことで確認できたのは、どれだけテンポが速くなっても指はついていくということ。少なくともメロディを弾く右手の動きは心臓がバクバクしながらも弾けていたので、すっかり指が覚えてしまっているようです。左手は速さについていけずに弾けなかったところもありましたから、その辺りを改めてしっかり確認しておけば大丈夫な気がします。

 緊張して慌ててしまうと速くなる原因のひとつは、2分音符や全音符を伸ばしきれず、さらに休符を休めずにすぐに弾き始めてしまうところにあります。要は「間」がなくなって、どんどん詰めていってしまうのです。なので、息が上がるほど速く弾いていると感じたら、伸ばす音は伸ばす、休むところはちゃんと休むことだと改めて認識できました。課題が見えてくること、そして本番に向けて慣れることができること。リハーサルは大事、板東は英二、です。



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