幹事クリタのコーカイ日誌2023

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4月8日 ● オールスター感謝祭。

 久しぶりにTBS「オールスター感謝祭」を見ました。まだ島田紳助が司会だった頃にはほぼ欠かさず見ていましたが、今田耕司になってからは徐々に遠ざかってしまい、たまに暇な時には見るくらいでしたから、最初から最後まで通して見たのは久しぶりでした。それほど熱心に見なくなった原因はいくつかあります。マンネリなのはもちろんですが、なんだかんだ言っても昔は島田紳助の司会が面白かったこと、200人のタレントを集めて予算をかけてやっていたのにどんどんチープになったこと、そしてタレントのゲームが多くなって、その分クイズの比重が減ってしまったこともありました。

 この3年間くらいはコロナの影響もあってか、スタジオにいるタレントの数も激減し、ミニマラソンは赤坂ではなく東京ドイツ村で行われていたし、ローションを使ったヌルヌル系のゲームも中止になり、なんだか気の抜けたビールみたいな番組になっていたのですが、久しぶりに赤坂でのミニマラソンが復活するという話も聞いて、時間もあったのでゆっくりと見てみました。スタジオのタレントは64人とやはり少ないままでした。相変わらず大して面白くもないゲームをタレントにやらせていて、これなら東京フレンドパークでも良いじゃないかと思いながら見ていました。

 なにより今回スタジオに来ているタレントが小粒でした。それはTBSの新ドラマのキャストが小粒になっているということでもありますが、目玉は福山雅治と大泉洋くらいで、このふたりが番組を盛り上げようとかなり頑張っていたのが印象的でした。俳優に盛り上げてもらわないといけないほど、お笑い芸人の層が薄いということでもあり、途中で言われていましたが、えなりかずきがフジモンかと思うほどにガヤを飛ばしていたのも含めて、無駄に賑やかしの芸人を呼べないほどに予算がないんだなと感じました。

 ミニマラソンではゲストのワンジルにハンデをつけ過ぎたせいで、上位を芸能人が独占してしまい盛り上がりに欠けましたし、クイズも相変わらずボリュームが少なく、しかもクイズらしいクイズはあまりなくて、運や勘で当てるような問題が多かったのも興味を削ぎました。見せ場はアーチェリーで山田涼介が空けた穴に相葉雅紀、鈴木亮平、福山雅治が次々と同じところに射込んだ偶然くらいでした。そこがマックスで、あとは福原愛が出演して今田耕司にイジられたことくらいでしょうか。

 秋にも開催されそうですし、今度はヌルヌルも復活しそうではありますが、もう5時間も生放送に付き合うのはしんどいですから、またチラ見になりそうです。



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