幹事クリタのコーカイ日誌2023

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4月2日 ● 何度目かのセカンドサーブ。

 今日の山本麻友美プロのレッスン会。改めてセカンドサーブを教えてもらいました。もう何度目でしょう。ここのところファーストサーブは好調というか安定しています。いろいろと試行錯誤を重ねてきましたが、トスを上げて打つまでのリズムが一定になってきたのが良い効果を生んでいるような気がします。ただ長年テニスをしてきましたが、サーブは「つかんだ」と思ったらまた「はなした」の繰り返しなので油断はできません。いつの間にか掴んだつもりのフィーリングがなくなるのが「サーブあるある」です。

 で、セカンドサーブはファーストサーブの回転量を多くすれば理屈の上では問題ないはずなのですが、これがうまくいきません。やはりミスできないというプレッシャーがかかるので同じリズムで打てないのです。回転をかけようとしてかからなかったり、かけすぎてネットしたり。ダブルフォルトをすると、もう恐々当てにいって入れるだけのサーブになりがちです。メンタルの問題だとはわかっていますが、メンタルの問題だけに早期の解決が難しいので、メンタルではなく技術の問題に転換しようと思いました。

 山本プロと話して考えたのが、サーブをシンプルにすることです。ファーストサーブはある程度パワーを出したいので、体をなるべく大きく使っています。これをセカンドサーブでは少し簡略にして、体の捻りやら地面からの反力やら腕のローテーションやらを抑えめにします。そしてスライスサーブに割り切ってボールの側面を薄く切っていくことに専念します。振り過ぎて精度が下がらないように、あくまでも自分がコントロールできるスピードのさらにバッファをとって80%くらいで振ります。

 スライスサーブに割り切るのは、これまでセカンドサーブでは縦の回転を入れたくてスピンサーブとスライスサーブの間、いわゆるトップスライスのように打っていました。しかし、これは縦と横の両方の回転を求めるため技術的に少し複雑になるので当て損なう確率がどうしても高くなります。トスも頭の上にあげて、下から上に持ち上げるように振るので姿勢が苦しくなります。若ければ良いのですが、体が固くなった60代には実はちょっとしんどいのです。

 スライスサーブと割り切ればトスは右肩のあたりで素直にラケットを振り出せる位置です。楽に振れるので60代でもあまり負荷がかかりません。コースも狙い過ぎずにフォア側かバック側かくらいのアバウトさで、とにかくある程度ラケットを振って横回転がかかれば良いと割り切りました。オムニコートはボールが弾まないので、少々縦回転をかけて中途半端に跳ねるくらいなら、横回転だけで滑らせた方が良いと山本プロからもアドバイスされたので、これも滑らせることに割り切りました。

 とりあえず練習では良い感じです。手応えはありました。どこまで技術の問題で解決できるかはこれからの練習次第ですが、もう入れにいくだけのセカンドサーブはカッコ悪いので新年度で完全に卒業したいと思います。



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