幹事クリタのコーカイ日誌2023

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3月23日 ● カントリーな歌唱法。

 次のボーカルの発表会で「カントリーロード」を歌うことにして、レッスンで練習をしたのですが、先生から「歌い方がキレイ過ぎる」と指摘されました。キレイな声、キレイな発音でこじゃれた感じで歌うのではなく、カントリーなんだからもっと武骨に歌った方が良いということです。

 これはなかなか目から鱗の指摘でした。確かにアメリカの田舎の人の歌です。それをマンハッタンのジャズバーのような雰囲気で歌っていたら全く違うことでしょう。と言っても、実際にはそんなことを意識して歌っていたわけではなく、自分なりに苦手な英語歌詞をなるべくネイティブに近づけるように頑張っていただけなのですが、それが結果としてマンハッタンに近くウエストバージニアには遠くなってしまったようです。

 とは言え、じゃあどう歌えばカントリーのような感じになるのかが難しいところです。ニューヨークの摩天楼と山の中の田舎町の違いは分かると言っても漠然としていて、それを歌で表現するのはかなり難問です。これが日本語の歌ならまだ何となくイメージもしやすいですし、例えば山下達郎ではなく松山千春みたいな感じかなとかロールモデルも思いつきますが、ビリージョエルとジョンデンバーの差を英語で表現するのは生粋の日本人には難易度が高いです。

 と言うことで、まだ発表会まで時間もあることですし、もう少しYouTubeでカントリーを聴いてみることにしました。ジョンデンバーの原曲はかなり聴いてはいますが、物真似ではないので、他のカントリー歌手のエッセンスも取り込んでみようと思っています。音楽はただ楽譜通りに再現することだけでも難しいのに、こうして表現レベルに踏み込んでくると本当に悩ましいです。まあそこが楽しいし美味しいところでもあるのですが。



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