幹事クリタのコーカイ日誌2023

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3月9日 ● 拙攻で不安が残った初戦。

 WBCが開幕しました。優勝を狙う日本としては東京ドームでの1次リーグは軽く1位で突破したいところ。当然初戦となる今日の中国戦はコールド勝ちするくらいで疲れを残さずに終わらせたかったところでしたが、やはりこういう試合は緊張するのか拙攻続きで、勝つには勝ったものの不安が残る立ち上がりとなりました。

 1回裏にヌートバーがヒットで出塁した後に近藤、大谷、村上と3連続四球で押し出しで1点。楽勝ペースかと思われましたが、無死満塁から吉田が遊飛、そして岡本の右飛で近藤がタッチアップしてアウトで結局1点止まり。いつでも点が取れそうな雰囲気なのに、こういう終わり方をすると良くないのは野球あるある。案の定2回3残塁、3回2残塁で無得点。4回に大谷のタイムリー2塁打でようやく2点を取りましたが、後が続かず3残塁。5回を終わって11四死球をもらいながらも4安打10残塁という有様です。

 6回には第2先発の戸郷がホームランを浴びて3対1と緊張感あふれる接戦になりました。そのせいで戸郷は50球を超えて投げることになり、次の登板まで中4日になったのも誤算でしょう。計算通りだったのは先発の大谷が4回まで49球を投げて1安打無失点とほぼ完璧だったことくらいです。

 ようやく緊張がほぐれたのは7回牧のライトスタンドへのホームランから。さらに8回に牧に代わった山田のタイムリーでチームが遅ればせながら乗ってきた感じになりました。終わってみればなんと先発全員四死球の17四死球で16残塁。9安打で8点を取りましたが、中国の投手陣のレベルが大学生並みだったので、本来ならもっと楽に点を取って試合を早く終わらせられたところです。打って投げての大活躍だった大谷がいなかったらどうなっていたことかと思います。

 ともあれ白星スタートは切れたので、これで少し肩の力が抜ければ明日の韓国戦はもう少し楽に戦えることでしょう。もし明日も拙攻が続くようだと、かなりしんどいことになりそうです。



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