幹事クリタのコーカイ日誌2023

[ 前日翌日最新今月 ]

2月14日 ● 義理と本気の狭間に。

 今年のチョコレートは誰に向けたものかというアンケート調査で「家族チョコ」が41.8%、次いで「自分チョコ」(13.2%)、「友チョコ」(11.8%)、「義理チョコ」はわずか8.2%だったそうです(インテージ調べ)。 家族チョコと自分チョコで5割強を占め、義理チョコは1割を切っているというのは実感に合っているなと思います。

 さらに有職者の男女に「職場の義理チョコ」に対する考え方についても調査を実施したところ、「参加したくない」と回答した女性の割合が82.8%と8割を突破。また男性も義理チョコをプレゼントしてもらうことについて「うれしくない」と回答した割合が61.4%に達したそうで、男女ともに職場の義理チョコに否定的だということです。コロナ禍以降は一気に義理チョコは廃れたことでしょう。

 僕も義理チョコは不要です。あれに対してホワイトデーにお返しをするのは負担でしかありません。ただ難しいのは「義理チョコ」と言っても温度差があることで、職場の女性陣が共同でチョコを買ってきて職場の男性全員に配る正真正銘の義理チョコは、本当に虚礼という印象で不要ですが、日頃お世話になっているからという感謝の意味で個人的に贈るのは意味合いが少し違います。「本気チョコ」と「義理チョコ」の白黒2択しかないなら別ですが、その中間のチョコがいろいろあることが話が難しくなる原因です。と言うか、今はその中間しか貰うことがありません。そもそも本気ならチョコだけで済ますなんてこともないでしょうしね。

 貰う方としても単なる義理ではない、しかし恋愛でもない、でも一応それなりに気持ちのこもっているチョコはもちろん嬉しいですし、それに対するお返しも苦にはなりません。とは言え、その気持ちのレベルを測り間違えると、冷淡な対応にも、逆にセクハラまがいにもなりかねませんから、本当は何かわかりやすい基準なり目印なりがあると、判断を間違えにくくなるのでありがたいです。

 今のところチョコの価格を推定することで、ある程度は想像がつきますが、それもその人の経済状態や金銭感覚によって違うでしょうから、できたら「本気チョコ」はレッド、「義理チョコ」はグリーン、その中間の「感謝チョコ」「友情チョコ」「同情チョコ」「忖度チョコ」などはイエローからオレンジくらいのリボンの色で表現すると言うのはどうでしょう?より気持ちがこもっているほどレッドに近く、義理に近いほどグリーンに近くするとか。寒色系になってきたらお返しは不要とか。レッドやピンクは本気だから、ちゃんと心してお返しも用意するように、とか。

 と言いつつ、いよいよ貰えるチョコの数も知れてきているので、もうそんな目印なくても大丈夫なんですけどね。義理でもなんでも貰えるだけでありがたいと思っています。



gooブログでも読めます「幹事クリタのコーカイブログ」

テニス好きなら「幹事クリタのテニス日誌」